昨晩、Kindle Oasisが発表されましたね。リーク情報の記事を書いた翌日。なんて間の悪い。
関連遂にリークされた2016年の新型Kindle「Oasis」は買いなのか考えてみた
そして発表当日に記事を書くこともできず、またもや出遅れ感満載なのですが、Kindle Oasisに対する私見を書いておきます。
タイトルにも書いてるけどKindle Paperwhite買ったほうがいいと思うよ。
PaperwhiteとOasis、しっかりと比較した上で見ていきましょう。
Kindle OasisとKindle Paperwhite、Kindle Voyageをざっくり表で比較
まずはスペックを一覧表で。せっかくなので現行の最上位機種「Kindle voyage」も載せておきます。
Kindle Oasisを真ん中に置いてるので、両サイドと比較してみてね。
Kindle paperwhite | Kindle Oasis | Kindle Voyage | |
内臓バックライト | LED 4個 | LED 10個 | LED 6個 |
ページめくり | タッチ | 物理ボタン | センサーボタン |
ディスプレイサイズ | 6インチ | 6インチ | 6インチ |
ディスプレイ解像度 | 300ppi | 300ppi | 300ppi |
バッテリー | 数週間 | 数ヶ月 | 数週間 |
重量 | 205~217g | 131~133g | 180~188g |
厚さ | 9.1mm | 8.5mm(3.4mm) | 7.6mm |
内臓ストレージ | 4GB | 4GB | 4GB |
価格 | 14,280 ~ 21,480円 | 35,980 ~ 43,980円 | 23,980 ~ 31.180円 |
ポイントになりそうな部分だけ赤字にしておきました。
Paperwhite Oasis Voyageの3機種をねっとり比較
さてさて、ここからはじっくりねっとり比較していきましょう。
内臓バックライト
価格順で順当に、Paperwhiteが4個、Voyageが6個、Oasisが10個。
Voyageと比べても60%のバックライトを強化したことにより、画面全体を均一に照らしてくれるように。
とかなんとか言うけど、一番少ないPaperwhiteで視認性に悩まされた事は今の所ありません。
ページめくり動作
残念な事に、これだけはPaperwhiteの完敗。
Voyageのセンサーボタンもディスプレイ外でページめくり可能なのは素晴らしいと。
がしかし、片手側に進む・戻るの両ボタンを置いたKindle Oasisは最強。これは死ぬほど羨ましい。
追記:どうやらVoyageは左右それぞれに進む・戻るボタンが付いているらしいです。読者の方からご指摘いただきました。つまりVoyage最強。
ディスプレイサイズ・解像度
3機種全て同値。300ppiの6インチディスプレイです。
解像度に関してはこれ以上を求める必要はなく、既に必要十分な水準を満たしていると思う。
対してディスプレイのサイズはいい加減もう一回り大きいの出せば欲しがる人は多いのになぁとも。残念。
バッテリーの持ち時間
新機種のKindle Oasisだけが公称値数ヶ月。PaperwhiteとVoyageや数週間との事。
ただしOasisの「数ヶ月」はバッテリー内蔵カバー装着時。
しかも下の記事にも書いたけど、Paperwhite発売時の公称値は数週間じゃなくて8週間。1ヶ月半から2ヶ月ですよ。
関連3日で分かった、新型Kindle Paperwhite 2015のイイところとダメなところ
バッテリーも今更言うまでもなく必要十分以上に長持ち。これ以上追求の必要はないでしょう。
重量
歴代のKindleで一番軽い事をウリにしているKindle Oasisですが、さすがに圧倒的な軽さ。
ただし、これはバッテリー内蔵カバー未装着時のもの。
本体のデザイン的にも、もうひとつのセールスポイントであるバッテリー持ち時間的にも、カバーはきっと付けるよね。
バッテリー内蔵カバーの重量は見当たらなかったけど、そこそこあるのでは。バッテリー重いよね。
厚さ
「最も薄いKindle」なOasisですが、あくまでそれは最薄部の話。
手で握ることのない、触れることのない部分が薄くて一体どんなメリットが。
通常部分の厚みで見たら、なんとKindle Voyageが一番薄い模様。
Kindle Paperwhiteでも分厚いと思った事はなかったけど、やっぱり薄いのがいいです。色々と。
内臓ストレージ(容量)
どの機種買っても4GB。ユーザー使用領域が3.1GB。
ちょっと本気でAmazonさんが何考えてるのか分からない。
バックライト増やす余裕があるなら1GBでも容量増やす努力してほしい。マジで。
価格
ここまで徹底的に各項目を比較してきて、この価格差。
Kindle Paperwhiteに1万円プラスするとKindle Voyage。さらに1万円追加するとKindle Oasis。
Oasisの最上位機種(3G機能付のキャンペーンなしモデル)だとなんと44,000円。
素直にiPad mini4買った方が幸せになれる。
しかもAmazonプライム入っていればKindle Paperwhiteは4000円オフですからね。圧倒的価格差よ。
Kindle Oasisで良くなったトコ、変わらなかったトコ、ダメになったトコ
散々書いたけど、Kindle Oasisの進化ポイントはこんな感じ
良くなった!
- バックライトがムラなく明るくなったよ!
- 物理ボタンがついたよ!
- 充電きれないよ!(要カバー)
変化なし
- 保存領域3.1GB
- 6インチディスプレイ
- 300ppiの解像度
残念ながら改悪・・・
- 価格(Paperwhite+2万円)
Kindleシリーズ3機種まとめ
Kindle Oasisは機能的に改悪された所は見当たらず、順当に進化を遂げてると言えるのかも知れません。
それでも、このメリットが本当にKindle Paperwhiteより2万円も価値があるものなのでしょうか。
価値観は人それぞれだとは思いますが、僕にはちょっと響きませんでした。
やっぱりKindle Paperwhiteに勝てる機種ではないよね。
Amazonさん、Kindle Paperwhiteの正統進化モデルとして、ストレージ32GBの防水Kindle Paperwhite販売してくださいお願いします。
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