どうもこんばんは。最近一気に暑くなりましたね。
僕はここ1年半ほど「SHUREのSE215SPE-A」というイヤホンを使っておりました。こんなやつ。
で、このクリアブルーがイカしたこの子、遮音性もフィット感も抜群。モニター型イヤホンのエントリーモデル(つまりお手頃価格で原音に忠実なイヤホン)としては当時ダントツで人気のイヤホンでした。(もちろん今でも人気です)
で、この愛すべきイヤホン、最近ケーブルの接触が悪くなってきてしまいまして。ちょっと触れるとノイズが走るようになってしまったんですよね。愛してたのに。信じてたのに。
で、SHUREのイヤホンはどれもこれもリケーブルといってケーブルだけを付け替えて利用する事ができるのですが、ちょっとマニアックな世界になってくるとケーブルだけでもなんかいいやつ買おうとすると結構お値段するんですよ。
どうせなら他のイヤホンも試してみようかな、というわけで今回イヤホンを買い換えたわけです。
世界が変わったイヤホン
変わったなんてもんじゃない。これ本当にこの値段でいいのかってくらいに素敵な商品。みなさんもサクッと見て行ってください。
RHA「MA750i」買っちゃいました
RHAというメーカーのMA750iというイヤホンを今回購入しました。これ、2013年12月発売とそこそこ古いイヤホンなのですが、空前の大ブーム。いつから売れていたのか知りませんが、価格コムでもダントツ人気、イヤホンショップの定番「e イヤホン」の「一万円周辺のオススメイヤホン」でも大人気のSHURE「SE215」シリーズを抜き去ってトップに君臨しております。
ちなみにベーシックモデルは「MA750」。「MA750i」はiPhone用のリモコンがついたモデルです。
と言う訳で、人気商品なので買いました、という脊髄反射的な購入理由が半分。あと半分は少しだけちゃんと考えて買いました。
重厚な高級感で満たされる所有欲
イヤホンプラグ、ハウジングがステンレス製。重量はその分増しますが、これによって満たされる所有欲には変えられません。なんかズッシリしてて金属っぽいのが好きなんです。男の子なら共感できるはず。
ハイレゾ対応した周波数帯域
「人間の耳では20kHzまでしか聞き取れない」なんて声もあったりするみたいなんですが、日本オーディオ協会が認定するハイレゾ音源再生の定義として、40kHz以上の高域周波数を再生できる事というのがあるみたいです。
この「MA750」シリーズは発売当初は「16Hz-22kHz」を公称値としていたのですが、ハイレゾの普及により再度検証を行い「16Hz-40kHz」を再生可能な周波数帯域と改めました。その為、日本オーディオ協会の認定基準を満たしたとして、ハイレゾロゴを冠するイヤホンとなっております。
ちなみに僕はハイレゾ音源の曲は一曲も持ってません。いいとこでFLACかALACです。でもほらいつかハイレゾ聞くかもしれないから。念の為にね。
驚異の3年保証
なんとこのMA750、購入から3年の製品保証が付いてきます。どこぞのレビューによるとイヤホン繋いだ再生機ごと落下してしまい断線したケーブルも無償修理してもらえたとの事。タダより怖いものはありませんが、タダほどありがたいものもありません。いざという時の安心感。精神衛生上の理由から保証は大事です。
一万円台最強の高コスパイヤホン!開封レビュー!
そんなこんなで今回かった一万円台最強と言われるイヤホン「MA750i」開封しちゃいます!
箱から開封!!
まずは定番の外箱。うぅん高級感。
ステンレス製だったりドライバユニットがハンドメイドだったり、3年保証だったりUKデザインだったり。自慢ポイントの総まとめ。
オレンジの所から外フタが開きます。こうやって中が見えると展示の時にいいよね。
箱の背面。グローバルな感じで説明文が大量に。日本語はありませんでした。
スペック部分拡大。再生周波数帯域だとかインピーダンスだとかドライバユニットだとか。よく分からないし気にしたら負け。
外箱から出してみた。物欲が満たされていくのを感じます。
イヤーピースが大量に。なんとこのホルダーまでステンレス製。異常なまでのこだわり。3種9セットのイヤーピースが付属。本体装着済みを合わせて10セット。
本体とイヤーピースをどけたらキャリーケースとケーブルホルダー。このキャリーポーチがまた高級感漂う。
ポーチをどけると説明書とか。もはや定番の位置取り。
本体をじっくり!!
イヤホンのなんていうのここ。1本から2本に分かれる部分。こんなところまでステンレスの高級感。読めないけど筆記体の何かがおしゃれ。読めないけど。
イヤホンプラグももちろんステンレス。RHAのロゴ入り。ケーブルの接合部はスプリングのようなもので守られているので、曲がって接触が悪くなる心配がありません。
これは「MA750i」ならではのiPhone操作 用リモコン。「MA750」にはついていません。ちょっと見えにくいですが黒いゴム部分に「 ー ・ + 」と凸デザインがはいってます。両サイドはボリュームキー。中央のぽちっとしたボタンは超有能ボタンです。
超有能ボタンの機能は以下の通り。買うまで知らなかったけど有能すぎてちょっと引いた。
- シングルクリック:再生 / 一時停止 / 電話に出る
- ダブルクリック:一曲送り
- トリプルクリック:一曲戻し
- クリックしたまま長押し:Siri起動
リモコン背面。マイクとロゴ。ここももちろんステンレスです。上質すぎる。
イヤーハンガー。SHUREと違ってワイヤーというよりはスプリングっぽい柔らかい素材。付けやすいですが、慣れるまではちょっと違和感。
付けた事がない人には珍しいかもしれないですが。いわゆるSHURE掛けをするタイプのイヤホンです。耳の後ろから上をぐるっとまわして装着するタイプ。SHURE掛けと呼ばれる通り、SHUREのイヤホンがこのタイプの装着方法。この装着方法だとフィット感がぐいぐい増すんです。
ハウジングのアップ。このステンレス、「303F」って規格のステンレスらしいです。よく知らないけどきっといいやつ。重いしかっこいいもの。
キャリーポーチに入れてみた。紛失率No.1を耳かきと争うイヤーピースがこんな風に管理できるなんて…!!高級感だけでなくユーザーフレンドリー…!!
ポーチを閉める。なかなかに分厚い。シンプルなロゴってなんかいいよね。
分厚さが伝わらなかったのでもう一枚。正直これでも伝わらないけどもう写真はない。あとは察して欲しい。
イヤーピースも買ってみたよ!
各所のレビューでJVCの「スパイラルドットイヤーピース」を付けると「MA750」が別次元に進化する、と書いてあったので合わせて買ってみました。これです。
6個入りで1000円。もっと安いお店もあるけど、送料とか色々考えるとAmazonになってしまう。
出してみる。まぁイヤーピースなので当然こんなもの。
これがまたクセモノで、スパイラルなドットはイヤーピースの内部に。どうやっても綺麗に写真が撮れなかったので白トビさせたら映りました。
ほんの少しだけ使ってみた。
エージングもしてない本当に新品のまま、1時間ほど使ってみました。
後から違いが分かる様に、「スパイラルドットイヤーピース」は未使用。標準で付属している、ウレタンみたいな素材の小さい方のサイズで視聴した感想は以下。
- SHUREのSE215SPEよりもクリアな印象(な気がする)
- 高音は綺麗にノビている(ような気がする)
- 比較的どんな音でも表現できる(ような気がする)
- ドライバユニットのサイズの割に表現力が高い(ような気がする)
というわけで僕の貧相な耳で聞いた限り、1万円台のイヤホンのクオリティではありませんでした。これは買いですよ!!
尖ったクセも見当たらない、バランスの良いイヤホンです!オールジャンルに対応できそうな気がするのでぜひぜひ興味のある方はいかがでしょうか!
今回買ったイヤホン。お世辞抜きで大当たりの逸品
噂のイヤーピース。これを付けると低音の臨場感が一気に増す(らしい)
今まで使ってたイヤホン。こちらも1万円台ではまぎれもない名作
更なる音質アップをしたい方はこちらもどうぞ
この後イヤホンを買い換えようと思って散々視聴を繰り返した結果、音質の向上はイヤホンじゃなくてプレーヤーにある事に気づきました。このイヤホンは本当にレベルが高い。
イヤホンジャックがないスマホの為にワイヤレスイヤホンを探している方はこちら
最近のスマホってイヤホンジャックがなくなって辛い。特にiPhone。僕も多分に漏れず、イヤホンジャックがないiPhoneの為にワイヤレスイヤホンを買いました。
この記事で紹介した「MA750i」のワイヤレス版「RHA MA750 wireless」です。こちらも音質は最高なの出来になる方はぜひどうぞ。
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