【作例写真】FUJIFILM XF16-55mmF2.8 R LM WR レビュー。全方位無双の大三元ズームレンズ!!

こんにちは。しむ(@46sym)です。

ブログなんてものを書いていると、なんでもかんでも高評価でオススメしちゃう人もいるのですが、コトバコではそう言う事は一切していません。

一度オススメしても、それが自分に合わないと感じれば全て正直に書く事にしています。最近で言うとこれ。

関連 僕と写真とFUJIFILM

 

気に入らなかったなら何も言わずにそっとカメラくらい買い換えちゃえばいいんですけど、(いらない事まで)包み隠さず書いているのはいい事も悪い事も、すべて出し切る事で少しでも記事の内容を信頼してもらえたら、という思いもあります。

っと前置きが長くなっちゃったけど、一度見放したFUJIFILMに心底惚れ込むきっかけになったこのレンズ「XF16-55mmF2.8 R LM WR」

一度簡単に紹介させてもらいましたが、改めて今回レビューしておこうと思います。

関連 たったひとつの変化で、僕のFUJIFILM X-Pro2が最高の相棒になった話

 

 

目次

FUJIFILM XF16-55mmF2.8 R LM WR レビュー

カメラの神が生み出したに違いない、八百万の神に日々感謝を欠かさない僕だからこそ手にする事が出来た神器「XF16-55mmF2.8 R LM WR」。

このレンズを手にしたおかげで、僕のFUJIFILMライフは輝きを取り戻しました。

 

大三元レンズの名に恥じない、単焦点レンズ顔負けの描写力

上の写真は星景撮影の帰り、朝モヤの中で撮った一枚。絶妙な空気感まで捉える事のできる、まるで単焦点レンズで撮った様な描写です。

開放f値2.8通しの、いわゆる大三元レンズの標準域を担うのがこのレンズ。

一般的に言われる「ズームレンズは単焦点レンズで描写力に劣る」と言う常識を覆すポテンシャルを持ったレンズだと思います。

 

広角端でのキレのある絵

NDフィルターで遊びに行った時の一枚。F11まで絞っての撮影です。

だいたい最近のレンズってF5.6くらいからパキパキで〜F11くらいまでは回折も起きず〜な感じじゃないですか。

このレンズも例に漏れずしっかり描いてくれるので、ピントを合わせたい深さによって絞りを変える、で良いと思います。

いつも広角で撮る機会が多いので、広角レンズなしで換算24mmでは狭い…なんて思っていたのですが、十分じゃないでしょうか。

これだけ高い滝を、上から下まで一枚に収める事ができる。解像感も十分以上ですし、これは良いレンズ。

 

望遠端の柔らかいボケ味

上の写真は望遠端55mm(フルサイズ換算82.5mm)で。ほぼ最短撮影距離での一枚です。

光の鮮やかさもさる事ながら、前ボケ、後ボケともに柔らかく滑らか。それなりに明るめに撮影していますが、形を残してボカせるのは素晴らしい。

 

イチゴ狩りで天使…じゃなかった娘の後ろ姿を捉えた一枚。

ちょっとザワつきそうな前ボケですが、かろうじてクドくないレベルに収まっているのではないでしょうか。

 

星景・天の川もこのレンズで撮れる

FUJIFILMで星景・天の川が撮影できると言うのは、先日の記事で書きました。

関連 FUJIFILM X-Pro2で撮る天の川。APS-Cでも星景写真は撮れる。

 

上の記事でモリモリと作例を出しているので見て欲しいのですが、上記記事の写真も全てこの「FUJIFILM XF16-55mmF2.8 R LM WR」で撮ったものです。

ノイズ対策の為にももう少しISOを下げたい、できれば明るいレンズが欲しい、というのが本音なのですが、それにしたって十分な写りです。

普段使いできる最強のズームレンズでここまで星空を綺麗に写し出せる。それってすごい事じゃないですか?

 

手ぶれ補正非搭載はデメリットなのか

このレンズのデメリットとしてしばしば挙げられるのが「手ぶれ補正が付いていない」と言う事。

でも冷静に考えてください。それって本当にデメリットですか?

手ぶれ補正が必要なシーンって限られていると思うんですよ。屋内撮影とか、夜景とか。

個人的には夜景を撮るときは必ず三脚を立てます。どんな手ぶれ補正が付いていたって微塵も動かない三脚は絶対ブレないから。

あとは屋内撮影なんですけど、FUJIFILMってノイズ処理がうまいことで有名らしく、屋内撮影くらいならISOあげちゃっても耐えられるレベルじゃないかなって思ってるんです。

手ぶれ補正の機構ってズーム機構以上に画質に悪影響を与えるって言われるみたいなんですよ。

(もちろんベストを尽くした最高設計の手ぶれ補正だとしても)わざわざ画質を犠牲にして、手ぶれ補正を搭載する必要があるのか。

僕はなくてもOKです。あればあったで嬉しいですが、全力の最高設計の手ぶれ補正を搭載したボディ「FUJIFILM X-H1」を買えばいいのでOKです。

 

FUJIFILM XF16-55mmF2.8 R LM WR 悩んでないで買おう。最高だから。

悩んでる時間がもったいないから。

よっぽどの単焦点好きを除いて、ズームレンズが欲しいなら絶対に後悔しない一本。

お値段以上の価値を約束するので、ぜひ。

 

 

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この記事を書いた人

千葉県内で写真を撮りながらブログを運営してます。
スナップ、風景、ポートレート、ブツ撮りなど、ジャンル問わず幅広く撮影中。
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