【作例写真】この一本が全部やってくれた。FUJIFILM XF56mmF1.2 R APD レビュー

こんにちは。しむ(@46sym)です  

X-Pro2を友人から譲り受けてから一年が経ちましたが、主力で使うレンズにずっと悩んできました。

基本的にレンズは一本つけたらつけっぱなしで撮るタイプの人間なので標準域を持っておけば間違いないのかなといろんなレンズを行ったり来たりしたのですが、やっぱり中望遠が好き。

妥協せずにX-Pro2を全力で使い込むためにも最高の中望遠をメインに据えるべきだな、と。

そんなこんなで最終的に行き着いたのはフジノン XF56mmF1.2 R APD。

僕のブログを読んでくれる様な人なら大体みんな知ってると思うんですけど、純正のXF56mmには無印とAPDが付くものの二種類あります。

何が違うかってざっくり言うと

  • 無印:換算85mmくらいの中望遠。F1.2ですごく明るい。9万くらい。
  • APD:無印にアポタイゼーションフィルターっていうボケがキレイになるフィルターを挟んだもの。15万くらい。

ちょっと詳しく言うとピント面のキレとボケの描写を両立させる事によってより立体感を生み出すメリットがあるフィルターなのですが、これがまぁ6万くらいするわけですよ。すげぇなアポタイゼーション、たぶん6万円くらいキレイなボケが出るんでしょう。

というわけで今日は富士フイルム最高峰の中望遠レンズの話です。

今回レビューしたレンズ

最高のレンズでした。ほんとに。

今回使ったボディ

ボディはもちろんX-Pro2。かっこいい。

冗談抜きに良いレンズだったので読んでいってください。

目次

FUJIFILM XF56mm R APDの外観

X-Pro2につけるには少し大きくも感じますが、ギリギリ許容範囲なんじゃないかと。僕はフードも着けない派なのでまぁ悪くないです。

APDってフィルターを挟むとボケがキレイになるって言ったんですけど、デメリットもあって。光の透過率を制御するためのフィルターなので、取り込む光の量が減ってしまうんですよね。6万円もするのにちくしょう。

オレンジ色で書いてある1.7から始まる数字が受光量で、要するに「F1.2のボケが得られるけど、明るさはF1.7並みだよ」ということになります。たぶん。

難しいことはよくわからないけど、ボケがキレイでピント面がキレるレンズ。以前無印のXF56mmも購入して使っていたのですが、本当に素晴らしい写りをしてくれるレンズでしたからね。そりゃあ期待も高まるってものです。

XF56mm R APDの作例写真

買ってから数ヶ月経つものの、このご時世であまり撮りに行く機会もなく…それでも素晴らしさの片鱗を感じる事のできるレンズでしたので、枚数は少ないですが作例写真を載せておきます。何かの参考にしてみてください。

当ブログの写真はAdobe Lightroomを使ってRAWファイルから現像したものになります。

カメラからの撮って出し写真ではありませんのでご注意ください。

とりあえず、F5.6とF1.2を並べてみました。背景がザワついても全然おかしくない様なシーンなんですけど、これはトロケてますわ…

というわけで雑なボケ確認も済ませたところで、あとはちゃちゃっと貼っていきます

今年撮った唯一の桜。人混みを避けて、人の少ないところを選びながらだけど。それでもやっぱり桜は撮りたくなっちゃうんですよね。

ちょっと前ボケ入れすぎたけど、キレイじゃないですか。千葉県は菜の花も名所が多いのでぜひ春は千葉へどうぞ。

娘の卒業式後の教室。今思い出してもしんみりしちゃう。

中望遠一本で行こうとすると画角的に少し狭いなって感じるシーンも少なからずあるんですけど、それはそれで割り切っていいと思うんですよね。

そんな中でも撮れる切り取り方っていうのはあると思うし、何よりレンズ交換ってめんどくさいじゃないですか。そんな暇あったら一枚でも多く撮れるじゃないですか。だいたい気合でなんとかなりますって。

近くに住んでるんだけど、なかなか行かない実家へ。久しぶりのおふくろの味はチャーハンでした(おいしかった)

この鯉、めちゃくちゃかっこよくて気づいたら50枚くらい撮ってたやつ。

これ、全部桜の花びらだったら絵になったのになぁと思いながら現像しました。全部桜の花びらだと思って心の目で見てください。

アンダーが映えるレンズだなぁと比較的しっとりとした描写をメインに楽しんでいたんですけど、激変したのが妹の結婚式での撮影。

さすがにアンダーな結婚式は当人達の意向に沿えない予感がプンプンしたので明るく鮮やかにまとめたのですが、ちょっと見てください。

いやほんといいレンズじゃないですか?アンダーばかりで撮ってたぼく反省しました。これはいいぞ。

結婚式で写真撮ってきた話はまた改めて書きたいなぁ。

中望遠好きなら間違いのない一本に。

画角の好みは分かれると思いますが、換算85mmの中望遠ですし、135単なんかと比べると圧倒的に馴染みやすいレンズだと思います。

写りはここまでに見ていただいた通り、十分以上に圧倒的なポテンシャルを持った一本。

僕も間違いなく愛用の一本になるレンズです。中望遠好きであればぜひ一度手にとってみてください。

今回レビューしたレンズ

最高のレンズでした

今回使ったボディ

ボディはもちろんX-Pro2。かっこいい。

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この記事を書いた人

千葉県内で写真を撮りながらブログを運営してます。
スナップ、風景、ポートレート、ブツ撮りなど、ジャンル問わず幅広く撮影中。
レビュー等の執筆依頼、撮影のご依頼も受け付けておりますので、こちらの問合せフォームもしくはTwitterのDMからご連絡をよろしくお願いします。

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