2000円で買ったレンズがすごく良かった話

2000円で買ったレンズがすごく良かった話

レンズ

ちょっと前に新しいレンズを購入してしまいました。

なんとお値段2000円。ROKKORレンズはGFXに合うぞっていう話をチラホラ見かけてはいたので気にはなっていたんですよ。

たまたま夏休みにリサイクルショップで見かけて異常に安かったのでその場で購入。レンズキャップも無かったり状態がいいものではないのですが、この値段ならダメでも諦めがつくだろうという気持ちで手にしたレンズなのですが、思った以上に写りもよくて大変満足度の高いものでした。

まだそれほど使ったわけではないのですが、ちょっとだけ作例を載せておきますね。

MC-ROKKOR 55m F1.7の作例写真(ボディ:FUJIFILM GFX 50S)

僕が購入したのはミノルタの「MC Rokkor-PF 55mm F1.7」というもの。オールドレンズとしては手に入りやすくて安くて写りもよくて人気のレンズです。

なんですけど、Amazonには同製品は無かったしオールドレンズには詳しくないのでよく分からないのですが、ミノルタMC/MDマウントという過去にあったマウントのレンズみたいです。

デジタル中判のGFX50Sに装着するとフルサイズ換算44mmのちょっと中途半端に感じるレンズ。なんですけど、コンパクトで軽くておさまりの良いレンズなのでスナップやおさんぽレンズにちょうどいいんですよね。

なかなか外出チャンスがないんですけど、気軽にお出かけする時につけると楽しいレンズでした。

RAWファイルにLightroomでクラシックネガのプロファイルをあてたもの。ちょっと明るさを調整したけど、オールドレンズとクラシックネガの相性はほんと抜群ですよね。

影の中も、光の中も、ディテールを残した描写は中判デジタルのGFXだからここまで残るんだろうなって感じ。オールドレンズを使ってもここまで表現できるっていうのは完全に嬉しい誤算でした。

柔らかい光が差し込む描写もいいですよね。この写真に関しては敢えて影を強くしていますが、生データは暗部の敷石も全部描写されてました。つよい。

やっぱり周辺減光は発生しますが、それも味として受け止められる様な写り。オールドレンズならではのしっとりした描写と周辺減光の組み合わせって趣を感じるよね。

ピント面はしっかり解像する印象ですが、やっぱりオールドレンズだけあって逆光耐性は期待できるものではありません。どちらかと言うと光で遊ぶ事を楽しめる人が使うべきレンズ。

あと四隅の上側を見ると凄く円状にグルグルと流れているのがよくわかります。他の写真もそうでしたが、周辺はグルグルボケになりやすい傾向。

これはフルサイズ用のレンズを中判ボディで使っているとイメージサークルの問題で仕方がない事で、むしろケラレもなく写せる事に感謝するべき。

四隅の方に被写体のピントを持ってくるだとか、暗い影を置く様にするとか、そんな感じでグルグルボケは目立たなくなるんですけど、なかなか撮ってる間はそこまで気が回らなかったりするよね。

敢えて影を落としてしまって、一部を強調する様な写りに使うのもいいかも。

周辺までバッチリ綺麗な現代レンズとは違う、描写を楽しむレンズと割り切って楽しむ写真だと思って使い込みましょう。

周辺減光は強めに出てしまうレンズなので、それを活かした画作りをしてみるのもいいと思うんですよ。楽しい。

2000円のレンズ最高。使うのに10000円かかったけど。

軽くてコンパクトで楽しい写りをしてくれるレンズ。こんなレンズが2000円で転がってるなんて最高だなおい。

と思ったんですけど、このレンズをGFXで使うためにはアダプターが必要でした。

こいつが10000円。なんとレンズの5倍ですよ世知辛い。

レンズを買ってからアダプターの高さに気づいたので泣く泣く10000円もするアダプターを買ったのですが、いやいいですよ。12000円くらいなら安いもんじゃないのってくらい楽しめるレンズです。

まだ全然使ってないのでまた使い込んだら改めて紹介するかもしれませんが、ファーストインプレッションとしては上々な写り。

GFXの高価なレンズを購入するのがつらい、なんて人にもオススメできるレンズかなと思います。

みんなオールドレンズ買おうぜ