こんにちは。しむ(@46sym)です。
やってきましたこの記事を書く時が。
そう、「FUJIFILM X-H1が欲しい」
「欲しい」で手に入るものではないし、買うとなったら色々手放さないといけないわけです。
最近ずっと感じてたこの想いをどうにかする為に、一度冷静になる意味も込めてこの記事を書きました。
2018年に入ってから今までフラフラしてきた理由も含めてこの記事に載せておきます。
なんなら最後の見出しだけ読めば5行にまとまってるのでそこだけ見たらいいと思うの。
X-H1がほしい。
なんでX-H1が欲しいの?
まずほんとこれ。なんでわざわざX-H1が欲しいのかって話。
冷静に考えたら全く今の構成でいいんじゃないって気がするんだけど、なんでわざわざ今X-H1買う必要があるの?
微ブレが抑えられる、手ぶれ補正が欲しい
X-Pro2を手にして、よいズームレンズも手に入れて。十分すぎるくらいに最高の描写力を得られる事は分かった。画質に関しては僕の中では本当に十分すぎるレベル。
関連 たったひとつの変化で、僕のFUJIFILM X-Pro2が最高の相棒になった話
ちょっと前にTwitterでこんな事やってました。
いちご狩りしてきた #XPro2 pic.twitter.com/PzoZWRZjbA
— しむ (@46sym_photo) 2018年4月14日
これ、一枚だけD850なんだけど正直分からないよねŏﺡó https://t.co/CNQWKqMY4G
— しむ(コトバコ) (@46sym) 2018年4月14日
正解は2枚目。2時間だけアンケートとってみたんだけど、3割くらいの人が正解してました。
その中ですごく共感しかないコメントをいただきまして。
ほんとフジ凄いですよね!純粋なボケ量以外はフルにも負けてないですし。解像度しかり高感度しかり。撮って出しの色に関してはむしろ凌駕しているという…
X-Pro2サブに欲しくなってくるじゃないですか笑
— 帝国少年 (@Imperial_Boyz) 2018年4月15日
まさにこれはその通りで、ボケ量とか特に気づいてなかった僕からすると、完全に僕の気持ちを代弁するもの。
そんな大満足のX-Pro2ですが、僕もおそらく、どんなにしっかりと構えても微ブレはしていると思います。
X-H1に搭載されている効果抜群の手ぶれ補正で、微ブレすらない写真が撮れるのであれば。
それこそ、解像感はフルサイズにも負けない領域に達するのではないか、と思うわけです。
早期購入キャンペーンが…終わってない…!!
そんな事を思いながら悶々と公式ページを見てて気づいてしまった事実。
X-H1って早期購入特典に「 ARTISAN&ARTIST」のバッグが付いてくるんですよ。
いいなぁ僕ももう少し早く気持ちが向いてたらなぁなんて思ってたんですけど。
まだキャンペーン中…だと…!!?
そうなんだ…まだやってるんだ…へぇ…
X-H1がほしい。
X-H1を買う為に考えられる方法
冒頭でも買いた通り、欲しいと叫んだところで天から降ってくるわけじゃありません。
ボディを生やすにはそれ相応の対価が必要になる訳です。
X-Pro2を売る
これは多分ない。すごく気に入ってるのでこれはない。
仮にやったすると
- 広角とバズーカーはNikon D850
- 標準域はX-H1(XF16-55mm)
- 他は現状維持
案外悪くない構成に見えてくるから不思議。
16-55mmの導入で一気に世界が広がってる感ある。
X-Pro2を売った場合のメリット
- D850にも役割が生まれる
- X-H1が使える
すごくよさげ。星や風景はD850。日常はX-H1。
動画だって最高レベルで撮れちゃうし、もう満足いくところまで行ってる。
機材をコンパクトにしたいという話はどこに行ったのか分からないけど、これ自体は最強の組み合わせになり得る。
X-Pro2を売った場合のデメリット
- X-Pro2がなくなる
これ、ありえないわ。
X-Pro2は他に変えが効かない名機である事を完全に理解してしまった今、これはありえないわ。
コンパクトで自然に家族が撮れるX-Pro2を手放してまで、X-H1を導入する理由が見当たらない。
買い増す
全力で買い増す。ただただ欲望のままに買い増す。
我が家には、なんだかんだで買ったもののの利用頻度が低いものがいくつかあります。
今手元にあって売れそうなモノというと
- iPhone7Plus
- FUJIFILM s5pro
- iPad Pro 12.9インチ
うん、全然足りないですね。
あとはどこかから捻出する事になるので、いやこれは無い。完全にキャパオーバーだから。物理的にも金額的にも。
買い増した場合のメリット
- 全部のカメラが手元に残る
- さらなる無双感で満たされることが出来る
- 沼に頭まで浸かれる
完璧だわ。一分の隙もないわ。
買い増した場合のデメリット
- メインカメラが3台になる
- ただし手は二本しかない
- 世間の目と嫁の目がこわい
3台のカメラってどう使うんだよ。そんないらないわ。(ほしい)
D850とか全部売る
これは真剣に考えられる移行。
昨日書いたじゃないですか。「D850を持て余してる」って。
関連 【序章】Nikon D850を完全に持て余している問題
それを踏まえて全部売ったらこうなるわけです。
- X-Pro2とX-H1の2台持ち
- 大三元ズーム完備 + 2倍テレコンで運動会にも対応
- 約20万のお釣り
2018年内に発売予定のXF8-16mmF2.8も含めた、3本のズームレンズでシステムを組める構成。
ただMAXが200mm望遠だと子供の運動会で詰むので、2倍テレコンでカバー。
資金的には若干余裕があるので、もう一本単焦点を追加できます。マクロか、MFレンズか。
D850を手放した場合のメリット
- マウントが統一される
- 全体的に荷物が軽くなる
- 今後かかるコストが安くすむ(レンズが安い)
- 現状の資産が浮く
実はこの「コストが安い」「現状資産が浮く」というのが今載せ替えてもいいかなって思ってる最大の理由でもある。
今年の初めから僕のブログを読んでくれている人であれば知っていると思うんだけど、実はD850なんて買う予定じゃなかったんです。FUJIFILMに全部移行しようと思っていたくらい。
どうしてもFUJIFILMに満足できなくて、やっぱり僕は高画素機じゃなきゃダメなんだな、と。
ここで誰の参考にもならないすごく私事な情報をぶち込むんですけど、我が家はもうすぐ結婚10周年を迎えるんですよね。あと2週間くらいで結婚10周年です。すげぇ。
もともと1月にFUJIFILMへの移行を決めたのも、お祝い用の資金を確保したかったから。
あえなく撃沈してモチベーションが下がりまくり、嫁から「無理して楽しめなくなる位なら普段の生活をもっと生き生きしてほしい」と言ってもらい、資金の確保を諦めてD850の予算にしたわけです。
実は今FUJIFILMに載せ替えると20万円くらい浮くんですよ。どんだけ高価なシステム導入してるんだって話もあるんですけどそれは置いておくとして、まぁそれくらい浮いちゃうんです。
あれ、これって一度は諦めた(諦めさせてしまった)お祝いできるじゃんって。
今はすごくX-Pro2が好きで、FUJIFILMが好き。
久しぶりに撮りたい写真のイメージがどんどん湧いていて、今までになくワクワクしてる。
読者の皆さんならもう知ってくれていると思うんだけど、ことカメラに関しては、好き放題やらせてもらってます。これを許してくれている妻はほんとすごいと思う。
関連 【つらい】しむさんが歴代のカメラを振り返りました #わたしのカメラ遍歴
もともとFUJIFILMで満足できないが故に色々犠牲にしてD850を購入しました。
結果として、今FUJIFILMに満足以上の感情を持っているのであれば、D850を手放してもいいんじゃないかな、と。
もちろんX-H1が欲しいというワガママもあるのですが、その上で家族に還元する事ができるのであれば、もう手元に残さなくてもいいんじゃないかなと思ってしまうわけです。
ものすごく僕を知ってる皆さんが、親身になって「売らない方が良い」と言ってくれるのは本当に嬉しいし、僕自身もフルサイズから離れる怖さは十分に身に沁みてる。
それを踏まえても、家族に少しくらい恩返ししてもいいんじゃないかなと思ったりもするんですよね。
例年通りのささやかなお祝いではなくて、10年という節目に、少しスペシャルなお祝いをしたい。
D850を手放した場合のデメリット
- あれだけ喚いていた高画素機がまた無くなる。
- つまりまた喚く可能性あり
- やっぱりフルサイズをなくすのはこわい
これをやってしまうと、昨日書いた通りで、またカメラジプシーの渦に飲み込まれる可能性があるのでやってはいけない。こわい。
ニコンとフジのダブルマウントでそれなり以上の画質を維持するのってすごくコストがかかるので、そこさえなんとかなるなら今のままでも良いとは思う。
あと結婚10周年のお祝いができなくなる。私事ばっかでごめん。
X-H1とお金がほしい
長々と買いたけど、今年の1月からの経緯を纏めると
- 家族の為に(結婚10周年の資金源がほしいので)全部売ってFUJIFILMに移行
- 無理。どうしても耐えられないので資金を消化してでもD850を導入
- ついでにX-Pro2をサブカメラとして導入
- ズームレンズつけたら最高の相棒になった
- 10周年の資金源にニコン売ってもいいんじゃね?
という事。僕の4ヶ月は五行で書ける。
つまりすごくそれっぽく書いたけど、今ならフジに全載せ替えしても後悔しないだろうなー最高だしなーという事です。
我が家は何か買うときはお互い報告してから購入するので、カメラの購入金額も、購入回数も、嫁は全部知ってます。
その上で、納得していないにしても、まぁ大目に見てくれてるわけです。
僕がいつもカメラにぶっ込んでる金額と比べたらはした金なので、少しは家族に還元したいなぁと思う今日この頃。
多分近いうちにD850は手放すんだろうなぁと思います。
当初思い描いていた通りFUJIFILMに満足できるなら、これ以上いい事はないもの。
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