僕がFUJIFILM X-T30を買った理由

こんにちは。しむ(@46sym)です  

先日記事にも書きましたが、FUJIFILMのX-T30を購入しました。チャコールシルバーかわいいです。

FUJIFILM X-T30 18-55mmレンズキット 開封レビュー
今年はもう買わないつもりだったのですが、また新しいカメラを買ってしまいました。 買ったのはFUJIFILMのX-T30のXF18-55mmF2.8-4 R LM…
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という訳で、既にFUJIFILMのレンズ交換式は「GFX 50S」と「X-Pro2」が手元にあるのですが、3台目のレンズ交換式カメラです。いや、毎年いっぱいカメラ買ってはいるんですけど入れ替えが多いので、(この前買ったdp3 Quattroも合わせて)手元に4台もカメラがある現状が久しぶりすぎて困惑してます。

この上なく素晴らしい絵を出してくれるGFX、手に取るだけで至高の満足感を得られるX-Pro2。こんなにも十分すぎるくらいのカメラが手元にある状態でなぜ今回X-T30を買ったのか、その理由について少しお話しておこうと思います。

目次

僕がFUJIFILM X-T30を購入した理由

まず大前提として、X-T30を購入したのは「f-logで動画を撮りたいから」です。そう、これは動画機です。

動画を撮れるカメラがない

FUJIFILM X-T30を購入する前に持っていたカメラはGFX 50S、X-Pro2、dp3 Quattroの三台。まさかのLog撮影できるカメラが一台もありません。

GFXならエテルナのフィルムシミュレーションもあるし撮って出し動画なら撮れるかなと試してみたのですが、重い。めっちゃブレる。なんならレンズも換算85mmしかないしめっっっちゃブレる。

これはダメだ。カメラが要る。

で、X-T30買いました。

X-S10じゃなくてX-T30

Xマウントで動画の為のカメラって言うと候補にあがるのはX-S10とX-T4。

なんだけど、動画初心者の僕としては現行最上位機種にあたるX-T4はとりあえず除外。じゃあX-S10かなとなるじゃないですか。

じゃあそれに合わせてレンズも使いやすそうなの探してみようかなとなったのですがこれがすごく難しい。

レンズ内手ブレ補正も付いてて写りも評判の良い「XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS」がいいなと言う所までは決まったのですが、前にも少し触れたようにこのレンズが全然売ってない。半導体なんとかして。

そんな感じでこのレンズが買える、ボディも買える、レンズキットだから割安、とか、そんな全部の理由を兼ね備えたのはX-T30だったわけです。

あとね、動画に使うカメラはちゃんと立ち位置を分けたくて、シルバー系のカラーにしたいんですよ。X-S10はブラックのみの販売なんですよ。どうでもいいところかもしれないけど、そういう気持ちはすごく大切だから。

X-T30のチャコールシルバーは非常にかわいくてかっこいいので良き。

X-T4を買ったこともあった

ちょっと話は逸れちゃうんだけど、前にも動画を撮りたいなって思ったことがあって。その時は最上位機種のX-T4を買ってた。

僕がFUJIFILM X-T4を選んだ理由
先日取り急ぎ報告した通り、富士フイルムのGFX 50Sを手放して同じく富士フイルムのX-T4を購入しました。 上の記事でも軽く購入した理由について触れたのですが…
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結局動画は撮らずに静止画専用カメラとして活躍した後に売却。かなしい。

なんだかんだ張り切って全入れ替えでX-T4にしたんだけど、張り切れば張り切る程にハードルも上がってしまって。

全部のカメラを載せ替えて写真も動画もこれでやる!っていうのはやりかたの一つとしてありだと思うんだけど、そのせいで身動きが取れなくなるというか。

少し試しに動画撮ってみて、イメージしてる映像が撮れないとイヤになって削除してしまう。そんな最初からすごいのが撮れるわけがないのに。

写真だって色んなカメラを買って、色々試行錯誤して、それなりに満足できると言ってもよい写真が撮れるようになるまでに4年はかかってるんだよね。動画なんてもっと難しいんだから、そんな最初から自分のイメージ通りの動画が撮れるわけないんよ。

もっと試行錯誤を繰り返して、一喜一憂して、「うわ俺の動画すげーー!見てかっこいいでしょ!!(全然すごくない)」みたいなイタい思いをしつつ上手くなっていくと思うんです。

なので最初からそんな上位機種は要らないな、と今回は判断しました。

まずは大した事ない動画を撮って、「おしゃれ動画撮れた!カメラすごい!!」って楽しみたい。

X-T30にはそんな感じの期待をしてる。

FUJIFILM X-T30を動画カメラとして見た時の不満点

今回「動画の為に」と称して購入したX-T30ですが、実際にリアルに動画撮影を考えた時に不満点が無いわけでもないです。というか結構不満点は多いです。

ボディ内手ブレ補正がない

この愛らしいちっさい体のFUJIFILM X-T30は手ブレ補正未搭載。not IBISです。

ラフに動画が撮りたい!と言う理由で買うにはちょっと厳しい(だいぶ厳しい)カメラなのですが、とりあえず手ブレ補正無しで妥協しました。

だってFUJIFILMのXマウントのカメラで手ブレ補正搭載してるのって

  • X-H1(売ってない・黒い)
  • X-S10(レンズキットがない・黒い)
  • X-T4(高い)

くらいしかないんですよ。選択肢が限られすぎてる…

それならなるべく小型で手が震えずに撮れそうなカメラと、小型のジンバルでもいいんじゃないかなと思ったわけです。

あとはレンズ側の手ブレ補正に若干の期待も込めて。そんなわけでこの「XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS」(レンズ内手ブレ補正あり)とのキットを選んだわけです。かしこいね、しむさん。

ボディ内収録が4:2:0 8bit

X-T30で動画を撮る時は内部収録だと4:2:0 8bit、HDMIで4:2:2 10bit収録になります。

なにそれどういう事?って思うじゃないですか。大丈夫、僕もよくわかりません。

とりあえず「4:2:0よりは4:2:2」「8bitより10bit」の方がそれぞれ情報量が多い、と認識してます。違ったらごめん。

データ量が多いって事はトーンが豊かだったり編集時の粘りが違うんだろうなと推測は出来るのですが、少なくとも今の僕がそんな違いを気にする必要ないです。まず動画撮ってから気にしろと。

色んな事を気にして何も動かない人より、とりあえず動ける人の方が何事に置いても強いんですよ。いつも動かない側の人なので、今度こそちゃんとやろうな。

まずはFUJIFILM X-T30で、動画撮影を楽しみたい

そんな感じ!

要は「最初からすごい動画撮ろうなんて肩肘張らないで、気軽に楽しく動画撮ろうぜ!」の精神の元に、動画初心者らしいカメラを選びました。

一行で書ける事を2500文字以上語ってるしむさんすごくこわい

全然撮りに行くチャンスがないんだけど、今のうちに少しでも使いこなせる様に練習しておかないとなあ。

と思ってたんだけど、ちょっと試してみたら思ったよりスチル撮影にもすごく優秀なカメラで既に震えてる今。立ち位置がブレないように気をつけつつ、動画撮影も楽しめたらな、と思います。

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この記事を書いた人

千葉県内で写真を撮りながらブログを運営してます。
スナップ、風景、ポートレート、ブツ撮りなど、ジャンル問わず幅広く撮影中。
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