こんにちは。しむ(@46sym)です
今年もだいぶご無沙汰している間にはっぴーめりーくりすますじゃないですか。と言うわけで今慌ててブログを書いてます。ただいま2022年12月25日 10:36。慌て始めるのが遅すぎやしないだろうか。
そんなこんなでもはや年末しか姿を見せない僕ですが、毎年開催させてもらっているカメラブロガーの年末のお祭り「カメクラの沼カレ」も5年目となりました。今年も急な呼びかけに沢山の人が参加してくれてほんと感謝しかない。
例年同様、最終日を担当させてもらいましたので、2022年の沼カレを締めくくらせてもらおうと思います。
昨日クリスマスイブを担当してくれたのは美味いメシと酒に定評のあるでこいさん。毎年の飯テロどうもありがとうございます。
RICOH GR IIIx 飯写レビュー #カメクラの沼カレ2022 | でこにく
もうだいぶ会えてないけどまた飲みに行きたいね。
というわけで受け取ったバトンを繋いでいきたいんですけど、今年は何を書くか本当に悩みました。
今までであれば今年買ったカメラの報告をさせていただいていたのですが、5年も経つとさすがに僕の異常行動も落ち着きを取り戻しまして。
「沼の底から贈る最終レポート」から始まったアドベントカレンダーも5年という月日をかけて沼の浅瀬、沼の縁、ついには沼の外へ到達することができました。やったねみんな。
そんな感じで、今年は買ったカメラにはサラッと触れて、脱沼を達成した僕からの独り言でも残しておこうと思います。
よろしくどうぞ。
2022年、しむさんが買ったカメラ
買ったカメラその1
買ったカメラその2
買ったカメラその3、その4、その5
ここまで既に報告済のカメラはこの5台。そしてこの中で報告したGFX100S、X-Pro2は今も絶賛稼働中のメインカメラです。
そんな感じでほぼ変化はないのですが、実は夏の終わり頃に6台目のカメラを追加していました。
RICOHのGR IIIx。換算40mmのやつです。
なんとこの25日間のアドベントカレンダーで5回目の登場です。登場率20%オーバーのだだ被りカメラですが、そんな人気カメラだとは思いもよりませんでした。いや最高に良いカメラではあるんだけど、20%超えって。
GFX100SとX-Pro2の2台体制で十分最高だったんだけど、GR3xを購入したのは単純にポケットに入るカメラが欲しかったから。首から2台カメラをかけるのってしんどいんだなと気づいたアラフォーの夏。
結果的にこのカメラを買ったのは大正解で、今僕の中で最も活躍してるカメラ。そこら辺の経緯は改めてレビューを書くときにでも。
あれ?意外にカメラ買ってるな???と思わない事もないけど無事に沼を卒業しましたありがとうございます。この先は沼を卒業した先達者からのメッセージになるのでよろしくおねがいしますありがとうございます。
2022年に撮った写真と、写真やカメラのなにか
高いカメラを買えば「また承認欲求満たすためにカメラ買ってる」と陰で罵られ、手頃な価格帯のカメラを買えば「”価格に拘らない自分かっこいい”って自分に酔ってるんだろ」と裏で囁かれる様な狭い界隈で育ってきました。
純粋に欲しいカメラを乗り換えてきただけなのですが、理解しがたい気持ちもまあわからなくもない。けど承認欲求満たすためだけならもっとコスパいい方法があると思うんですよ。
買っては売ってを繰り返して、機材も財布の中もどんどん目減りしてて、一番ダメージを受けてるのは僕なんだからソッとしておいてほしい。
そんな痛みを背負いながら歩いてきた僕が、沼を脱出するまでの変化をここに纏めました。
撮影枚数の変化と、「欲しいカメラ」の変化
2022年に撮影したのは約10000枚。ブログもほとんど更新せず、TwitterやInstagramなどのSNSにアップする事もなく、それでもこれだけの枚数を撮っていることに自分でも驚きましたが、それだけ自分の中に写真というものが染み付いてきたのかなと。
ちなみに「しむさんぽ」なるものを開催させていただいた2019年は約26000枚。撮影枚数はもちろんですが、例の流行病で生活が激変したこともあり、カメラとの付き合い方についてもだいぶ変わってきたと思います。
思い返してみると、流行病以前までは「自分にとって最高のカメラ」を求めて試行錯誤していました。
高画素機を選んだり、AFや連射速度を求めたり、センサーサイズを変えてみたり、本当に紆余曲折を繰り返して、最終的に選んだGFXという選択肢は心の底から満足していて、ずっと付き合っていくカメラだと思ってた。
それから数カ月後の2020年前半には不要不急の外出は制限され、人と会うことも制限され、趣味で写真を撮っている人にはだいぶつらい時期でした。「不要不急だけど、写真撮れないとストレスで死んじゃうからこれはもう実質必要急じゃない?」と脳がバグってくる時期でしたよね。共感してくれる人も多いはず。今でもまだまだノーマスクで外を歩くのは憚られるレベルだし。
その頃からやりたい事と出来ることのせめぎ合い、日常に寄り添うカメラ探しの模索になっていた気がします。
最高のカメラではあるけど重くて使いにくいGFXは手放して、よりコンパクトで、好みの描写をしてくれるカメラを探して、カメラを1台にしてみたり、ずっとやってみたかった動画を撮れるカメラを選んでみたり、でも外に出れないと撮りたかった動画は撮れなくて諦めたり、これまた行ったり来たりしてました。
最終的に選んだ、特化した3台
色々悩んできたけれど、選んだのは結局それぞれに特化した3台のカメラ。
まずは何はなくとも「描写力」に特化したGFX100S。
「デカくて重いけど、何でも出来るカメラ」に結局出戻りです。
写真に関してはもちろん最高峰の描写力だし、その上動画撮影機能も一般的なカメラで撮れるほぼすべての機能を備えてる。正直僕では使いこなせないくらいの動画機能が詰まっててやばい。
レンズが高いことだけが難点だけど、よく考えたら僕は(めんどくさいので)基本的にレンズ交換という作業をしていない。ずっと一本のレンズを撮ってる。なのでGF110mmだけあればそれでいい。
お金が溢れていればあと3、4本欲しいレンズはあるんだけど、買っても多分(めんどくさいし)ほとんど使わないんだろうなあとも思う。
次の1台は「撮影体験」に特化したX-Pro2。
描写力という点ではGFXにこそ劣るものの、十分以上の画作りに合わせて、このカメラでしか補うことの出来ない撮影体験をもたらしてくれる唯一無二のカメラ。
付けているレンズはXF35mmF1.4か友人からもらったPERGEARのレンズくらいなのですが、それでも定期的に使いたくなるんです。
近年になって買取価格が未だに下がらないどころか上がっている稀有なカメラだけど、本当に他のカメラでは補給できない成分が含まれているんですよね。
大好きな友人から譲り受けた背景も含めて贔屓目に見てしまう部分はどうしてもあるけど、やっぱり間違いなくいいカメラです。
最後に追加されたGR Ⅲxは言わずもがな「軽快な撮影」に特化したカメラ。
昨今の時勢に合わせて、いつでも使えるカメラ兼GFX100Sのサブカメラ枠。
気楽に、ラフに使える様に、基本的には簡単なプリセットを用意して一括適用で運用してます。
ちょっと露骨な色味になってるのでもう少し煮詰めたい気もするんだけど、あんまりそこに時間を割くと本末転倒になってしまうので今のところこのままで。
この運用が僕の中で意外にしっくりきてて、手軽さも相まって日常写真も最近はGR Ⅲxがほとんど。
おかげで今一番欲しいカメラはGR Ⅲです。誰かください。
だいたいのカメラは誰かが持ってる
ここ数年新しいカメラの情報にはあんまり興味を持ってなかったんですけど、いっぱいカメラ出てるじゃないですか。
Z9だとかX-H2sだとか、R6mk2もでたし未だにR3の実機見たこともないしSONYはα7RVあるし、各メーカーハイエンドからハイアマチュア向け、エントリーモデルと一通り出揃ってきた頃なんじゃないかと思います。
どれも魅力的なカメラなのは間違いないんですけど、SNSを見渡すとまあ誰かしら持ってるじゃないですか。経済の循環率に震えちゃうんだけど、最新モデルだろうがハイエンドだろうが誰かしら買ってるんですよね。この界隈富豪しかいないのか。
憧れる写真を撮る人が持ってるカメラなんかは羨ましくなっちゃったりするんだけど、もういい加減自分で買わなくてもいいんじゃないかなって(ようやく)思える様になりました。
という訳でみんなが撮ってる写真を眺めて満足する様にしてます。みんな僕のために最新のカメラ買ってどんどん写真アップしてください。
全然写真貼る場所ないな???
全くもって主題と関係ないんだけど、この記事の為にGFX100SとGR Ⅲxの作例をいっぱい準備したんだけど、全然入れるところなくて出しきれなかった。
年末年始にレビュー記事でも書こうと思うのでみんな読んでお願い。
カメクラの沼カレ2022 ありがとうございました!!!
という訳で2022年のカメクラの沼カレもこれで終了です。今年もありがとうございました!!!!
読者の方や参加者の方が、少しでも楽しかったと思えるイベントになっていれば幸いです。毎年くり返し言ってる事だけど、本当に参加してくれるみんなや、楽しんで読んでくれる読者の方がいるからこそ成り立ってる企画です。
5年目になるけど毎年感謝の気持しかない。
今の時代は動画プラットフォームがやっぱり強くてブログってあんまり盛り上がってない印象があるんだけど、やっぱり書けば楽しいし、こうして一ヶ月色んな人の記事を読むのもすごく楽しくて。これを機に少しモチベーションが上がったりなんかすると嬉しいよね。僕は少しモチベーションあがりました。
残念ながら沼は卒業してしまったけれど、来年も再来年も、僕が写真を撮り続ける限り「カメクラの沼カレ」は続けます。
毎年参加してくれる人も、まだ参加した事ないよって人も、興味がある方はぜひ、今後もぜひ参加してもらえると嬉しいです。
2022年も本当にありがとうございました!2023年もカメラを楽しみましょう!!!
来年は絶対にカメラ買わないからな!!!!!!!!!!