激しく悩んだ末に決断した、Zマウントという選択

こんにちは。しむ(@46sym)です。

最近そっとZ7からZ6に買い換えたにも関わらず、ここしばらくカメラ買いたい(買い換えたい)気持ちが先行してました。

すごく悩んだ末に改めてZマウントでやっていくことにしたので、決意が鈍る前に気持ちを吐き出しておこうと思います。

 

目次

レフ機も欲しいし、MFT機も欲しい

ここ数週間ほど悩んでいた候補は

  • Panasonic LUMIX G9 Pro(初)
  • Canon 5D Mark4(初)
  • FUJIFILM X-H1(2回目)
  • Nikon D850(3回目)

あたり。

なぜこんなにもすぐ買い戻したくなるのか。しむさんはもっとよく考えて売り買いしてほしい。

 

Leicaが欲しいから、G9 Proがほしい

LUMIXはパナライカレンズがあるから、とかではなくて。

将来的にLeicaのM型を欲しいとずっと思ってたんですよね。でもってMマウントには望遠レンズがない。

望遠が撮れないのは結構つらいよなと思っていて、軽くて携行性のよいMFT(マイクロフォーサーズ)のカメラっていいよなと。

 

メイン機にM型ライカでサブにMFTって理に適ってない?Nocticron 42.5とか欲しすぎない?

なんて思ってるうちにMFT欲が高まってきて。

気づいたらG9 Proが欲しくなってた訳です。

 

優しい画作りにCanon 5D mark4がほしい

カリカリした濃厚な描写から離れて、柔らかい写真に憧れが進んできた事もあって、初心に帰ってCanonもいいなぁなんて気持ちが止まらなくなったり。

500pxとかでElena Shumilovaさんの写真とか眺めては癒される日々なわけですよ。あの人の写真ほんとすごいけどどうなってるの。

参考 Elena Shumilova / 500px

 

そのまま500pxの無限ループを始めては気になる写真を開いて「あーこれもCanonだ」なんていう独りよがりなゲームを楽しむ始末。

G9 Proをサブ機にメインを5Dmk4に置き換えるなんてのもありだなぁ、と悶々と考えてるうちにマップカメラのカートには5Dmk4が追加されているんです。人生ってほんと不思議。

 

コスパ最高のFUJIFILM X-H1がほしい

一瞬だけ持ってたX-H1。もはやすでに懐かしいけど、今思い返してみるとすごくコスパのいいミラーレス。

かかる金額とかではなくて、撮影枚数に対しての撮れ高がすごく高かったカメラ。少し前にも振り返りついでにちょろっと触れたけど。

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最強の一眼レフ、Nikon D850がほしい

先日カメラをZ7からZ6へと移行した理由は、端的に言えば「高画素機じゃないカメラが欲しかったから」。

とは言え高画素機が100%不要と思ってるわけではなくて「高画素もあった方がいい」くらいには、どちらもほしいんです。

高画素機はなんでもカリカリに写してしまうけど、そのカリカリが欲しい時も必ずあるので。一長一短だなと。

 

で、だ。

レフもミラーレスも欲しい。高画素も通常も欲しい。

そうなってくると

  • Z7 + D750
  • Z6 + D850

くらいしか選択肢がないんですよね。

それならば、と思って早々にZ6へと入れ替えたわけです。

あとはD850があれば当初思い描いてた構成通り。なら早くD850もほしい。

 

Zマウントに対する大きな不満

Z7からZ6に乗り換えるくらいはZマウントにどっぷりしていた僕ですが、どうしても納得できないくらいの大きな不満も残ってて。

もうCanonに乗り換えてしまおうかな?と思うくらいの不満タラタラだったわけです。

 

Zマウントレンズのバリエーション

現状発売されているZマウントレンズのバリエーションがこれまたひどい。

  • NIKKOR Z 24-70mm f/4 S
  • NIKKOR Z 35mm f/1.8 S
  • NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

の3本が全て。

まだ発売して販売開始してから半年程度のマウントですし、潤沢なラインナップを求める訳ではありません。

ただひとつだけ納得できないのは24-70mm f4。f4なのになんで24-120mmじゃないの!

いわゆる大三元レンズが24-70mm f2.8。小三元レンズが24-70mm f4。それはわかる。

でもほら、D750とか振り返ってみても、フルサイズのキットレンズは高倍率の通しズームくっつけてるわけじゃないですか。24-120とは言わないまでも、24-105とかほしい。

じゃないと2.8通しレンズが出た時に共存できないじゃない。処分するしかない資産になるじゃない。つらい。

 

純粋にレンズのバリエーションが少ないっていう問題については、ニコンが出している純正マウントアダプター「FTZ」を利用することで解決。

AFも効くしFマウントレンズが使えるのでカバーできるしなんとかしてねっていうのが新マウントの宿命。

 

でもFTZアダプターが残念すぎる

そんな深刻な問題を回避する為に必須のアイテムになるマウントアダプターFTZな訳だけど、こいつがまた残念すぎる代物。

まずはこの写真を見てほしい。

なんでアダプターの足長いの?とずっと悩んでたんだけど。

ボディにもftzアタプターにもL型プレートをつける事を考慮したら高さが違う方が干渉しないのかな?

汎用プレートだと逆に干渉する場合も多いと思うんだけど、専用のL字プレートをつけるとどちらも干渉せずに使えるみたい。(使えないメーカーもあるので要注意)

これはその人の撮影スタイルによって好みが分かれるのかもしれないけど、とりあえずRSSのL字プレートが出るまでは様子見してる僕としては汎用プレートを使いたい。

この状態で地面に置くと単純に不安定でイヤってのもすごくあるけど、アダプターの足とボディ底面の高さは合わせて欲しかったなぁ。

 

それでも選んだZマウント

Canonやパナライカ、FUJIFILMの優しい描写に惹かれて。Zマウントの堪え難い不満を抱えて。

それでもZマウントを継続していく事に決めました。

「もうボディ買い換えるの疲れた」という気持ち半分なのが本音ですが、それだけじゃない理由も書き残しておこうかなと思います。

 

カメラのメーカーは大した問題じゃない

500pxのトレンドやエディターズチョイスなんて言うズバ抜けた写真が無限に流れてくるページを見てると、カメラメーカーなんて気にする必要ないなってのがよく分かります。

気になる写真を片っ端から開いては「Canonのカメラで撮られているものが多いなー」と思ってたんだけど、冷静になって考えてみると単純にユーザーの母数も多いんですよね。

総数が多いんだから目にとまる写真が多いのも納得。どのメーカーでも上手い人の写真は目を引くし、あんまり関係ないんだなぁと。

 

JPG撮って出しを主体とするスタイルなら大切な事かもしれないですが、どうせ色々やるわけですし。細かいこと気にしてもしょうがないよなって。

一年で19台のカメラを買って売ってし続けた僕が、今更ようやく気付いたわけです。

ライカとか言ってないで、もっと写真撮ろうぜ、と。

 

あーカメラほしい。ライカほしい。

 

2本のZマウントレンズが発表される

Zマウントレンズのバリエーションの少なさ、マウントアダプター の不便さについては現時点で解決する術はほとんどありません。

そんな中で先日発表されたのが2本のZマウントレンズ。

  • NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
  • NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

F2.8通しの大三元ズーム標準域と、F4通しの小三元ズーム広角域。

これだけあればしばらくやっていけそうな気がする。

望遠レンズが出ないのがちょっと苦しいけど、まぁなんとかなるはず。

ロードマップ的には2019年内に「NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 S」なんてもう絶対買う予算ないだろってくらいのレンズが予定されてるし、まぁなんとかなるはず。

 

Fマウントを使わずに、Zマウントのみでやっていくという選択

全てをZレンズに差し替えるのはしばらく難しいとしても、新レンズ2本の登場でだいぶ現実味を帯びた選択になってきた感あるZマウント。

あまりの嬉しさに24-70mm f2.8と14-30mm f4。両方予約しました。

 

恋に落ちる標準レンズのマクロプラナーは(F3にも使うので)手放せないとして、その他は上記レンズの発売までに売りさばいておこうかな、なんて考えてます。

こどものイベントには望遠必須なので100-400あたりはSIGMAのFマウントを購入する気がしますが、基本は全てZマウントでやっていくつもり。

Fマウントレンズをメインで使っているとどうしてもFマウントボディが欲しくなってしまうんです。「Z6+D850が至高」とか考えちゃうあたりで、レンズ構成が無限に増える。

 

今出てるZマウントレンズだって良さそうなレンズだらけですからね。

大口径でフランジバックの短い新マウントに期待しながら、気長に写真撮りながら待ってればいいじゃないですか。レンズ群なんて多くても全部買えるわけじゃないし。

 

と言うわけで当面は「Z6 + Z7」の二台持ちを目標にします。Zな皆様、今後とも仲良くしてください。

 

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この記事を書いた人

千葉県内で写真を撮りながらブログを運営してます。
スナップ、風景、ポートレート、ブツ撮りなど、ジャンル問わず幅広く撮影中。
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