ここしばらく、1ヶ月ほど供給がなかったBOSE SoundSport wireless。
初期不良の改良が理由だったのですが、ようやく交換対応も進み、遂に新色の発売日も決まりました。合わせて心拍測定付きのモデル「BOSE SoundSport pulse wireless」も同時発売になる様です。
2016年7月に発売して以来、絶大な人気を誇るイヤホンですが、上位モデルの発売も決まったことですし、簡単におさらいしておきましょう!
BOSE SoundSport wireless のまとめ
防滴+Bluetoothワイヤレス = スポーツ
運動時の汗にも対応した、防滴のイヤホン。そしてBluetoothで繋がるワイヤレス。
それすなわち、運動時にも快適に音楽が聴けると言う事。
従来のイヤホンでもその気になれば運動中に音楽を聴くことは可能ですが、やはりあまり濡れると傷みや故障の原因となってしまいます。
しかし、防滴ではあっても防水ではない事に注意。防水性能を表すIPXの等級も明示されていないので、「BOSEが運動時にも使えると言っているイヤホン」だと思って頂ければ問題がないです。
安心のBOSE品質
と、言いつつ僕BOSEのイヤホンって購入した事ないんですよ。
以前QuietComfort 20を視聴して、本物のノイズキャンセリングと言うものに触れた時におしっこちびるかと思った記憶くらいしかない。ヤダきたない。
効きすぎない程度にハッキリした低音が特徴的なバランスよりのオーディオ機器って印象があるんですけどどうなんでしょう?
みんな「これぞBOSE」って言うもんだからきっとBOSE感のある音なんですよね?
スポーツ用のイヤホンでも一定品質のクオリティを維持できると言うのはすごい事。その分お値段のクオリティも高いですが。
まぁBOSEの音が好きな人は損しない、スポーツ用イヤホンって事ですね。
最近は下品なほどに低音ばっかり鳴らしてるメーカーも腐る程ありますし、BOSEの主張し過ぎない低音は僕も好きです。買ってないけど。
問題発生時の対応も極上
冒頭で「ここ1ヶ月ほど供給がなかった」と書きましたが、まさにこの防滴部分で不具合が発生していたようです。
僕は所有しているわけでは無いので100%の確定情報では無いのですが、濡れた事によってリモコン周りの効きが悪くなったり、誤動作が起きただとか、そんな感じみたいです。
もちろん、不具合品が出回る事自体、いちユーザーとしては望ましく無いのですが、今回注目したいのはその後のBOSE社の対応。これが「素晴らしい」の一言に尽きます。
当たり前の返品交換
逆にこれができない企業であれば二度と購入しないと思いますが。
不具合が出たユーザーには、無償交換もしくは返金の処理も受け付けていた様です。(改良後に交換、と言うフローに時間がかかるのが返金対応を行った理由の1つではあるかと思いますが)
まさかの返送不要の代替機
これはすごいと思ったのが、返送不要で代替機を提供していた事。
もちろん、商品の改良に1ヶ月以上と、短くない時間を要する事が大きな理由でしょう。
どは言え、提供されていたのは安物ではありません。市場販売価格でも10000円を超える、soundsportの有線型イヤホン。
有線型とは言え、このレベルのイヤホンを無償提供とか太っ腹にも程があるわ神か。
既存ユーザーを大切にする姿勢
大々的に宣言しているわけでは無いのですが、個人的に一番心に残ったのはユーザーに対する姿勢。
今回の不具合が発覚する前、9月末には本機の新カラー「シトロン」だけでなく心拍数測定機能のついた上位モデル「BOSE SoundSport pluse wireless」、さらにはイヤホン界隈では筆頭注目株の「BOSE QuietControl 30」というノイズキャンセリング+Bluetoothワイヤレスイヤホンの発売を予定していました。
イヤホンジャックのないiPhone7が発売され、イヤホンのワイヤレス化が加速していく昨今。できる事ならすぐにでも発売したかったと言うのが本音ではないでしょうか。
新色であるシトロンや同型上位モデルであるBOSE SoundSport pluse wirelessについては、同じ不具合が見つかり販売が難しかったのかもしれませんが、BOSE QuietControl 30についてはそうではありませんよね。
別ラインで生産してるから〜とかなんとか適当な理由をつけて、何としてもiPhone7の発売に合わせて出してしまうと言う手もあったはず。
実態としては上記新製品や交換対象機である「BOSE SoundSport wireless」の新規顧客向けは完全に停止し、既存ユーザーへの交換対応に勤しんでいる様です。
でもBOSEがそうしなかったのは、「新規顧客の獲得<既存顧客への真摯な対応」が根付いているからに他ならないのでは。なんて考えてしまいます。
と、ここまで書いてて思ったけど、BOSE SoundSport wirelessも果てしなく人気のイヤホンなので、そっちの生産を優先した方が金になると踏んだ、なんて事はないですよね。いやいやないない。
上位機種「SoundSport pulse wireless」は心拍測定機能付き!
ついさっきまで、「サウンドスポート プラス」だと思っていたのですが、正解は「パルス」でした。なるほどパルス、心拍数、と。なるほど。
と言う訳でカラーはレッドの1択になるのですが、上位機種として心拍数の測定機能が付くのです。さすがスポーツ用。
なんか耳の静脈ってすごい正確に心拍数が測れるらしく、胸で計測するのと同等の精度との事。
耳で測る体温計もすごいらしいし、耳万能説が流れるのも時間の問題ですわもう。
予約は10月13日開始!10月28日発売予定!!
と、言うわけで新カラーの「シトロン」と上位機種の「BOSE SoundSport pulse wireless」の発売日が2016年10月28日、予約開始が2016年10月13日に確定した模様。つまり同じBOSEの「 QuietControl 30」と同日。
SoundSportはスポーツ向けである事もあり開放型らしいので、電車での着用には不安が残るんだよなぁ。と言う訳で予約開始まであと一週間を切ったところでまだ悶々としているわけですが、どうしよう。。。
ちなみにお値段はBOSE SoundSport wirelessが従来通り19,440円。上位機種となるBOSE SoundSport pulse wirelessが23,760円となる様です。直営ストアに書いてありました。
参考 SoundSport wireless pulse | BOSE直営ストア
BOSE QuietControl 30と比較すると1万円ほど安いんですよね。自転車や徒歩での移動が多くて、音漏れが気にならない環境であれば余裕でこれに決まりだったのになぁ。悩んでいる間が一番楽しいとも言うし、もう少し僕の悶々とした日々は続きそうです。。
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同日発売、BOSEのQuietControlが欲しいというだけの記事。当記事を書くきっかけになってしまった記事です。
関連 BOSE 「QuietControl30(QC30)」の予約開始が10月13日、発売が10月28日と聞いて居てもたってもいられない
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