どうもこんにちは。しむ(@46sym)です。
寝ても覚めてもX100Fの事が頭から離れません。FUJIFILMの販売している高級コンデジの話です。
もうずっとコンデジの話ばっかりしていますが、改めてFUJIFILM X100Fの話をさせてください。
富士フイルムの高級コンデジ「X100F」が素晴らしすぎる
ここから先、読者の事は置いてけぼりです。この記事はひたすら僕の欲望を消化するためにあるので諦めてください。
X100Fとは
富士フイルムが販売しているコンデジのハイエンドモデルにX100シリーズというものがあります。
初代が発売されたのはもう数年前の話ですが、X100→X100S→X100Tと発売され続け、今年2017年の2月に出た最新機種がX100F。
Second、Third、Fourthの頭文字を取っているので、次世代の5代目もX100Fになるともっぱらの噂です。(たぶんX100Vですよね)
そんな最新の高級カメラ、X100F。そりゃあもう魅力的なんですよ。
ちなみにX100シリーズは全てAPS-Cサイズのセンサーを搭載。一眼レフやミラーレスを普段利用している人でも、満足出来る画質だと思います。
ハイブリッドビューファインダーがよい
ハイブリッドなビューファインダーが搭載されてます。
ちなみにX70はファインダーがついていない事を理由に売り払ってしまったので、これはもう嬉しい。いや今ならX70も楽しめるのかもしれないけど。
しかもこのハイブリッドビューファインダー、ただのファインダーじゃないんですよ。
OVFとEVFを切り替え可能になっていて、どちらでも好きなファインダーを利用する事ができる。ひゃあすごい。
ちょっとだけ補足
- OVF:光学ビューファインダー。一眼レフに付いている事が多い、素の光をミラーを通して本来のままの被写体を覗く事ができるやつ。
- EVF:電子ビューファインダー。被写体の情報を電子的に処理して、映像を映し出すファインダー。ミラーレス一眼によくついてるやつ。以前は追従速度などの問題であまり評判がよくなかったものの、最近は本当に良い出来で人気急上昇。
更に言えばタダのOVFじゃなくて、OVFに映る映像の中に各種情報を電子表示できるとか。なにそれ近未来。
参考画像 FUJIFILM X100F : 製品の特長 | 富士フイルム
更に感動したのがエレクトロニックレンジファインダー。ERFと言うらしいのですが、OVFの右下にフォーカスエリアだけをEVFで拡大表示するスグレモノ。OVFの素通しファインダーの良さと、ピント合わせをしっかり確認できるというEVFのメリットをしっかり掛け合わせた素晴らしい機能だと思います。
参考画像 こちらもFUJIFILM X100F : 製品の特長 | 富士フイルムから
いやーこれはX100F欲しい欲しすぎる。
フィルムメーカーならではのフィルムシミュレーションが使える
こちらも大人気の機能、フィルムシミュレーション。
X100Fにはフィルムメーカーとして培ってきた技術を駆使して、様々なフィルムシミュレーション機能が内臓されてます。新しく搭載された諧調豊かなモノクロ「ACROS」を含めた全15種類のフィルムシミュレーションが利用可能。
クラシッククロームはぐっとレトロな描写をしてくれてかなり人気。僕も大好きクラシッククローム。
ちなみに、当たり前ですがRAW撮影ではフィルムシミュレーションは適用されないので注意が必要。
伝統のフィルムカラーを楽しめるなんてこれは欲しい。
NDフィルターが内蔵されてる!!
いつか使ってみたいと思っていたNDフィルターがX100Fの本体に内蔵されているとかなんとか。
NDフィルターって要は光を通しにくくするフィルターで、これをつけていると、日中でもスローシャッターが使えるようになるんですね。
通常の設定でスローシャッターをすると、日中だと光を受けとめすぎて白飛びしてしまうんですよね。それを防ぐのがNDフィルターで、長時間シャッターを開けていても光の通過率が下がっているので白飛びする事がないという仕組み。
物欲にまみれた僕ですから、欲しければサッサと買えって話なんですけど、なかなか踏ん切りがつかない商品なんですよね。
なんかほら中途半端にお値段のする商品なんですけど、なかなか使うシーンが限られている気がするんですよ。滝とか、波とか。
そう言った特定の用途でしか使わない商品を買う勇気が出ないので、こうやって内蔵されてるのは嬉しい。
ちなみに同じ理由でストロボも買えていません。未だにストロボ持ってません。
あぁX100Fが欲しい。
デジタルテレコンが使える
このX100Fに付いているレンズはフルサイズ換算で35mmの単焦点レンズ。つまりズームができません。
その代わりに搭載されている機能がデジタルテレコンバーター。デジタルテレコンと呼ばれる機能です。
このデジタルテレコンを利用する事で、35mmの他に50mm、70mmの焦点距離での撮影を楽しむ事ができます。
ただクロップするだけだと画素数が下がってしまうのですが、このデジタルテレコンでは「超解像」とかいうテクノロジーで空いてしまった画素を自動的に補完してくれるんだとか。
なので画質を落とす事なく3つの焦点距離が楽しめるというわけですね。
35mm、50mm、70mmと揃っていると、風景、スナップ、ポートレートは割とカバーできる印象。
広角端はもう一息欲しいところですが、これは悪くない機能ですよねぇ。
ただしこちらもRAW撮影時はデジタルテレコンが利用できません。要注意やで!
いいなぁX100Fほしい。
各種コンバージョンレンズで更に豊富な画角を堪能
上で書いた通り、X100Fに搭載されているのはフルサイズ換算で35mmの単焦点レンズ。
「風景撮りであればもう少し広角端が欲しい」なんてワガママを言いましたが、そんな無茶も叶えてくれるオプションアイテムが富士フイルムには準備されています。それが2種類のコンバージョンレンズ。
別売りオプションではありますが、広角28mmへと変換するワイドコンバージョンレンズと、標準50mmへと変換するテレコンバージョンレンズが販売されています。
どちらもそれなりの価格はするのですが、これはアツい。
テレコンバージョンレンズは焦点距離を1.4倍に伸ばすものなので、デジタルテレコンを掛け合わせればなんとMAX100mmまでの望遠が可能。
28mm-100mmまでの焦点距離を抑える事ができるならコンデジとしては十分じゃないですかね。
問題はそれぞれのお値段が割とお高い事。ボディと全部揃えたら結構なカメラとレンズが買えてしまうお値段です。あぁコワイ。
上に貼った画像が28mmへ変換してくれるワイドコンバージョンレンズ。テレコンバージョンレンズはもっと仰々しい形になります。
とはいえX100F最高だよなぁ。欲しいよなぁチクショウ。
35mmの焦点距離が好き
もともと、中望遠になる75〜150mmが大好きでした。子供の写真のバストアップばっかり撮ってた。
その後、子供も恥ずかしがってなかなか思うように撮らせてくれなくなり、いつの間にか風景をよく撮るように。24mmとか最高だと思ってました。
そんな感じで好みの焦点距離ってその時とる被写体で大きく変わると思うのですが、今の僕には35mmが最強。
風景を撮るにも、スナップを撮るにも使いやすい万能のレンズだと思います。
もちろん、もう少し広く切り取りたい時もたくさんあるのですが、それはそれ。どれか一つを選ぶなら迷う事なく35mmを選びます。
最高に使いやすくて、最高に絵を作りやすい焦点距離なんじゃないかなと。
しかもこのX100F、最短撮影距離は10cm。やっぱり寄れるレンズって楽しいんですよ。35mmだからこそグッと寄って撮りたい事がある。さすが分かってるわ富士フイルムさん。
やっぱりX100Fが欲しい。
富士フイルム X100Fは現代最強の高級コンデジだと思うのでやっぱり欲しい
秒間8コマの連写性能、測距点91点のAFだったりスペック的には褒めちぎりたいところはたくさんあります。レトロでクラシックなデザインとかもう堪らない。
そうは言っても僕ももういい大人ですし、欲しいから買うっていうのは難しいんですよね。
家庭だってあるし、娘だっているし。愛娘に美味しいご飯を食べさせてあげなければいけないわけです。浪費家の鑑と言われるワタクシしむでもさすがに買えない。
いくらなんでも家族からの非難の嵐が目に見える。まるで今まさに非難を浴びているかの様に、手に取っているかの様に分かる。
こういう憧れの名機は憧れてるうちが華だと思うんですよ。あぁ欲しいなぁなんてスペックシートやら作例やら見てる間って最高に楽しいですよねわかる。
お金かければいいってもんでもないし、なんかもうぶっちゃけ高すぎて目眩がするしいつ買えるんだよこれと思いながら少ない貯蓄を切り崩して、じゃなかった少しずつ貯金するのがいいんだと思うんですよ。手に入れた時の喜びもひとしおって言うじゃないですか。憧れのフジノンレンズを手軽に楽しめて、X-Pro2のコンデジ版なんて言われるカメラを手にする喜びとかそうそう簡単に味わっちゃいけないと思うんですよ。
えっ?あぁうん。
フジの諸先輩方、これからよろしくお願いします。
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一度売ったけどまた買い戻した。
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