【作例写真】SONY DSC-RX100 レビュー!4万円で買える、史上最高のコスパを誇るコンデジの実力を見てほしい

2012年6月15日に発売開始されて以来根強い人気を持つRX100。その証に、2020年3月時点で、既に第7世代モデルまでラインナップされるほどの人気商品です。

このSONY RX100シリーズの人気を証明するかの様に、現在でも初代から7代目までのモデルが生産を続けられており、現在でも新品を購入する事ができます。(マイナーチェンジに当たる2代目のみ販売終了)

僕が持っているのは初代のRX100(DSC-RX100)。

メインで使う事はほとんどないのですが、カメラに興味を持ち始めた自分の娘に持たせたりと、なんだかんだでたまに持ち出すカメラです。(子供に持たせたら傷だらけになって売れなくなったとも言えるのですが)

記事執筆時点で8年近く前のカメラになるのですが、これがなかなかどうしてよく写ってくれます。

久しぶりに写真を見返して楽しくなったので、せっかくなので記事にしました。ぜひ見てやってください。

目次

SONY RX100ってどんなカメラ?

SONY RX100は1インチセンサーを搭載した、コンパクトデジタルカメラ。

換算で28mm-100mmまでズームできて、開放絞りもF1.8-F4.9と、お手軽サイズの割に機能的にも十分に詰め込まれたコンデジです。

発売から年数が経っている事もあり、販売価格が下がっている事も大きな魅力のひとつ。今なら新品でも4万円前後で購入できます。

普段からカメラを持って写真を撮っている人はサブ機に、そうでない人も初めてカメラに挑戦するには手を出しやすいカメラなのではないでしょうか。

SONY RX100(DSC-RX100)の作例写真

夏の終わり頃、SONY RX100を持ち出して少し写真を撮ってきました。これが意外に良い味を出していたので、ちょっとみて欲しいんですよ。

普段から写真を撮っていると1インチと言うセンサーサイズは少し心許ない印象を受けるのですが、絞ってしまえばそんなものは大体解決するんですよね。こういった被写体を撮る分には全然OKです。

絞り開放で撮った一枚。前ボケはそれほどではないですけど、「ほんのりボケる」これくらいの優しさがちょうどいいと好意的に捉えておけば我慢できなくもない。いいんじゃないの。

(被写体のチョイスは置いておくとして)これだけ寄って撮れば後ろは十分にボケるんですよ。こればっかりは優秀になってきたスマホでもまだ表現できないボケ量だと思います。

光源を画面隅に入れても、優しい青。なんて考えてたわけじゃなくて、ハトが居たからついシャッターを切っただけなんだけど。

冒頭でも載せたけど、絞って撮る絵は本当に文句の出ようがない位にはしっかり写してくれます。パキパキしてる。

こんな写真が、スマホと同じサイズのカメラで撮れちゃうっていうのはちょっとすごいなぁと思うんですよね。

SONY RX100で描く光と影

これはどのカメラにも言える事ですが、やっぱり適度に光と影がある事が楽しく写真を撮る上ですごく大切で。必然的に、カメラとしては光と影をしっかり描き分けられるモノだと嬉しくなるわけです。これは写真を撮る様になるとみんな感じる事だと思う。

その点もSONY RX100はなかなかのもの。ISO3200とかまで上げるとそこそこノイズも出ちゃうんだけど、それなりにハイライトもシャドウも粘ってくれます。

別に商業写真を撮るわけじゃないんだから、敢えてハイライトを飛ばしたりするのもいいと思うんですよ。上の写真だって、差し込む光の眩しさを、その時感じたままに残してくれる。こう言うのって大切ですよね。

障子を抜ける強い日差しと、畳に差す柔らかい光と。どちらの光もうまく描いてくれるのは、手に取りやすいコンデジなのにすごく優秀。

用水路に反射する青空がキレイだった1日。他のカメラだとこういったRAW現像はあんまりしないんだけど、スナップで撮ってる分見せたいモノが決まってる=より強調したくなる=上の写真になるわけです。

SONY RX100の作例写真 番外編

これもSONY RX100で撮った一枚。

「カメラを一台にしてしまってカメラを撮るカメラがない!」と仕方なく使ったRX100なのですが、十分な写りを見せてくれました。

別の日に撮った星空の写真。友人が「RX100で星空が撮りたい」という話だったので、ものは試しに撮ってきたんですよね。ブログ用にリサイズをかけているのですが、それでも十分に星空を写してくれます。

どちらも換算焦点距離28mm(ワイド端)、開放F1.8、ISO1600、シャッタースピード15秒で撮ったもの。時期が悪く天の川を写す事はできなかったのですが、これだけ写してくれるのであれば天の川もいけるんじゃないかな。たぶん。

SONY RX100で娘が撮った写真

上の方でも書きましたが、SONY RX100は娘に持たせている事がほとんど。と言うわけで、娘が撮った写真を、僕がRAW現像しました。本当に少しだけだけど、参考に。

惜しくもピントが合ってない一枚。撮りたい構図にはセンスを感じるのでよき。

逆光での撮影だったので、シャドウを持ち上げてあげた写真。紅葉は見上げて撮りたくなるよね。分かる。

こういう写真、小さい娘が見上げてるのがよく分かるのですごく好きなんですよ。娘の視界、視点がよく分かるので、後から見返した時に嬉しくなるんですよね。

SONY RX100 今だからこそ買いたい、お手頃のコスパ最強コンデジ

冒頭でも買いた通りですが、僕自身は売るに売れなくなってしまって手元に残っているカメラのRX100。

なんですけど、たまに使ってみると面白い写真が撮れたりして、十分な写りをしてくれるなぁなんて思うわけです。

子供に持たせたり、家族共用にしたり、自分のサブカメラにしてみたり。

用途はそれぞれだと思いますが、こんなカメラが4万円で買えるってほんと異常なんですよ。こんなに写るのに4万円ってどう言う事!?

できるだけ費用を抑えてカメラを趣味にしたい。そんな人にもおすすめの一台だと思いますよ!

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この記事を書いた人

千葉県内で写真を撮りながらブログを運営してます。
スナップ、風景、ポートレート、ブツ撮りなど、ジャンル問わず幅広く撮影中。
レビュー等の執筆依頼、撮影のご依頼も受け付けておりますので、こちらの問合せフォームもしくはTwitterのDMからご連絡をよろしくお願いします。

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