こんにちは。しむ(@46sym)です。
先日、FUJIFILMのX-Pro2を手に入れました。そんでもってFUJIFILMのX100Vも買いました。
なんだか勢い余って手にしてしまった2台のカメラが並んでいるので、ちょっとそんな話をしておこうかなと。暇つぶし程度に読んでもらえたら嬉しいです。
FUJIFILM X100Vを購入した理由
当ブログ、コトバコを以前から読んでくださっている方はご存知かもしれませんが、先代モデルに当たるX100Fは過去に3回ほど購入してます。
買う度に描写力に感動してるはずなのに、なぜか手元に残らないコンデジ。きっと僕にはあんまりコンデジを活用する機会ってないんだなと。
そんな経緯もあって、今回X100Vを買うつもりはありませんでした。いやほんとに。
だって高いし、買ってもすぐ売っちゃいそうだし、もう売るの嫌だし。
それでも購入を決めたのは、レンズ交換できないカメラだったから。
いろんなカメラを経由した今、メインカメラとして使っているのは同じくFUIFILMのGFX 50S。
これはもう本当に素晴らしいカメラだと思っていて、他に代わりが効くカメラもないのでまだまだ長く使っていくことになるだろうなと感じてます。
ボディが高いだけであればもう過ぎた話なのでいいんですけど、もう何を買うにも高いんですよ。
レンズはもちろん高いし、安いレンズを回すためのマウントアダプターも高いし、それどころかバッテリーだって高いし。もっと言うと重いカメラと重いレンズを支えるためには三脚も雲台も高くなっていくので、何をするにもとにかくお金がかかる。
そんな理由があって、レンズ交換式のカメラをこれ以上増やすのは厳しかったんですよね。
レンズ交換式カメラはGFXに注力したい。でも気軽に持ち出すカメラもほしい。
となるとX100Vは悪くない選択だな、と。
実際に買って、使って、コンパクトで十分以上に満足のいく写りを魅せてくれて、これはいいカメラだな、なんて。
当初の目論見通りのポジションに落ち着いてくれて、それはもう大変満足していたわけです。
FUJIFILM X-Pro2を購入した理由
それなのに、X100Vを買ってから半月もせずに手元にはFUJIFILM X-Pro2がこんにちはしてました。なんて罪深い…
その時の経緯は、別の記事にもまとめてあります。
大切な友人から譲ってもらった大切なカメラ。
それはもう本当に気に入ってるし、愛着もあるし。
正直なところ、1週間早くこの話をもらっていればX100Vは買っていなかったと思うし、現状でも日常を撮るカメラはX-Pro2がメインになってるのが本音。
何があってもこのカメラは手放さない自信があるので、きっとこれは僕がカメラを趣味にしている限りずっと使っていくカメラなんだろうなと思います。はやくXマウントレンズほしい。
X-Pro2と、X100Vと。
そんな感じでX-Pro2とX100Vを両方手に入れてしまって、感じた事を簡単にですがまとめました。
X100Vは軽快
これは僕がX-Pro2につけるレンズをマクロプラナーしか持っていないというのが大きな原因の一つではあるんだけど、X100Vは本当に気軽に構える事ができるカメラ。
デスクに置いたまま、気が向いた時にちょっとカメラを触って、ちょっと写真撮ろうかなっていうのは本当にX100Vはつよい。軽いし、小さいし。
気軽に使えるカメラなんだろうなと。クラシカルな外観の弄って楽しいカメラで、この携帯性は他にないものだと思う。
クラシックネガすごい。(けど絶対必要かって言われると難しい)
気軽に使えるX100Vだけど、その分画質が落ちるのかっていうと全然そんな事はなくて、むしろ恐ろしいくらいにキレのよい描写を見せてくれる。
ついでにクラシックネガはほんとすごくて、現像しない撮って出しでもなんかいい感じの写真になっちゃうし、日常写真全部エモい感じに仕上がるのは本当にびっくりする。
「これがないと僕のカメラライフはもうおしまいになる」ってほどではないんだけど、クラシックネガが人気なのは本当に間違いないよなぁとは思うわけ。
RAW現像とかやらない人が持つなら、X100Vは本当にいいカメラだと思うし、悩んでるなら今すぐ買っても後悔しないくらい良いカメラですよほんと。
X-Pro2はやっぱりかっこいい
X-Pro2はかっこいい。それに尽きる。レンズレスなので大きなマクロプラナーしか付ける事ができないのが本当にかわいそうなくらいにかっこいいカメラ。
かっこいいX-Pro2に早くかっこいいレンズ付けたい。こまる。
X-Pro2だって十分コンパクト
もともとGFX 50Sのサブ機として考えているカメラですから、小さいに越した事はありません。
が、そういう意味ではX-Pro2だって必要十分にコンパクト。GFXと比べたら軽いし小さいし何も困りません。
僕が求めていた携帯性のあるサブカメラって話だとX-Pro2でも十分及第点なんですよね。
普段からコンデジ枠にGRシリーズやRX100シリーズを使っている人から見ると大きいかも知れないですが、X100シリーズもX-Proシリーズもあんまり変わらないからほんとに。
XFレンズもF2兄弟とか小さいのあるし、小さいレンズ付けたら本当にどっちでも一緒だよなって思ってしまうわけです。
どうしよう
そんな感じで今手元にあるFUJIFILM X-Pro2とX100V。
「持ち出すカメラを2台だけ選んで」って言われたら迷わずGFX 50SとX-Pro2を選ぶんだろうなぁ、と。思い入れのあるX-Pro2でもっと写真を撮りたいのもあるし。
そんでもって大体のシーンにおいてカメラって2台あれば足りちゃうんですよ。スチル撮影だけなら特に。
X100Vは申し分なくいいカメラだし、これからは「X-T4とX100Vの2台持ち」なんていう構成がFUJIFILMユーザーの主流になるんじゃないのってくらい本当に良いカメラ。
持つ人にとっては全然用途も違うんだろうし、これ以上ないくらいに贅沢な事を言っているのはよく分かってます。
これは完全に僕の主観なんですけど、僕の中ではX-Pro2とX100Vが担うポジションは一緒だったんですよね。
散々カメラを買っている僕だけど、さすがに同じ用途のカメラを複数はいらないんだよなぁとか思っちゃうわけで。どうせ持つなら、それぞれのカメラがそれぞれのカメラでないとできない様な、尖ったカメラであって欲しいんですよね。
ほら、動画が撮れる手ぶれ補正搭載のX-H1とか今安くなってるし、快晴の日中だったら最高のパフォーマンスを発揮するSIGMA sd quattro Hとか今買わないとそのうち手に入らなくなりそうだし。いやそんなにカメラ持ってても使えないんだけども。日常に寄り添うカメラはX-Pro2に全部お任せして、Xマウントレンズを買い足すとか、そう言う使い方でもよいのかもしれないな、と思わなくもないわけです。
というここまでの文章を2週間ほど前に書いていたのですが、未だにX100Vを手放すには至ってません。たまにX100Vで撮るといい感じの写真が撮れてしまって、手放す事を躊躇ってしまうんですよね。
本当にどちらもいいカメラなんだよなぁ。ああどうしよう。