どうもこんにちは。しむ(@46sym)です。
新しい相棒、Nikon D850。相変わらず操作系に慣れないのですが、ボチボチ撮ってます。
先日困ったのがMFのピーキング。
Nikon D850から搭載されたはずの機能ですが、どこから設定するのか分かりませんでした。
同じような思いをされている方へ、この記事を書いてます。そう、1ヶ月後の僕に向けて書いてます。
こういう設定は手に馴染むまではすぐ忘れてしまうので、ガンガン使い倒すのが最良ですよね。
Nikon D850 即閉じリファレンス
ピーキングのON/OFF:ライブニュー撮影中に背面の「i」ボタン → ピーキングの検出
ピーキングのカラー設定:メニュー → カスタムメニュー → d.撮影・記録・表示 → d8 ピーキング表示色
MFピーキングとは
新し目のミラーレス機ではほぼ全てに搭載されている、マニュアルフォーカス時のピーキング。
MF(マニュアルフォーカス)でピント合わせを行う際に、ピントの合っている部分を色を付けて強調表示してくれる機能。
ピント面をピーキング(強調表示)してくれる、まさに言葉通りの機能です。
光学ファインダーは素通しのガラスなのでそう言った事は出来ず、EVFならではのメリットのひとつと言えます。
ちょっと前はなかった気がするんだけど、最近では一眼レフ機のライブビューでもピーキングに対応したものが増えてきました。
MFピーキングのメリット
使う機会がない人も多いかと思いますが、このピーキング機能、役に立つシーンも多いです。
- 紹介用の商品写真撮影に
- 風景写真で狙ったパーツのジャスピンの為に
と僕の使い道はなかなか特殊だったので参考にならないかも。
ただ、どちらも状況でもしっかりとピントを合わせていく事で、出来映えがグッと良くなります。
被写体を意識して、じっくり腰を据えて(静物を)撮影する。
そんな時には大活躍する事間違い無し。
とか偉そうなこと言ったけど、普段からMFレンズを良く使う人は便利ですよね。
被写界深度の浅い明るいF値でもピント外しにくいだろうし、ほんと便利な時代。
昔はライブビューすらなくて、光学ファインダーで必死にピント合わせしてたんだから、しかもフィルムって高いし使い切りだし。
その苦労を知ってる人からしたらもう神器じゃないですかねこれ。僕はピチピチの若手なので知らないけど。(34歳 男性)
Nikon D850 MF(マニュアルフォーカス)時のピーキング設定方法
なんとなくダンボーさんにピントが合っていそうな構図。
でも本当にちゃんとピントが合ってるか、シャッター切る前に確認したいですよね。
と言うわけでピーキング機能をONにしたい。
メニューの上から4つめ。カスタムメニューを開いて「d 撮影・記録・表示」を選択。
その中に「d8 ピーキング表示色」というメニューがあります。
ピーキングの色は赤・黄・青・白の4色から選択可能!
設定完了!と思いきや反映されてない…おかしい…
メニューを何周しても見つからないなぁ、と思ってたら意外な所から設定できました。
上写真の様にライブビューでの撮影中に、液晶右側にある「i」ボタンを押すと
なんか出てきたー!!!
この中の上から3つ目がピーキングメニューです。「OFF」って書いてあるわなるほど。
ピーキングの強さは3段階で設定可能。
1番弱いピーキングでこんな感じ。
一番強い状態のピーキングだとダンボーさんが血反吐吐いてる。
ピントの位置を変更すると、今ピントが合っている部分に色がついて教えてくれます。あぁ便利。デジタル最高。
さらに拡大表示で確認したい場合はフォーカスポイントをスティックで移動して
液晶左側の虫メガネ+ボタンをポチッと!
ズームもぐんぐんできます
更にズーム!100%表示を含めて5段階に変更できる。
ピーキングもピント合わせの拡大表示もめっちゃ使う
MF時のピーキングがあるだけで、MFレンズの使い勝手が劇的に向上します。
ミラーレス時代にこの機能を多用していた人なので、これができなかったらD850は断念してたかもしれないほど便利。
フィルムカメラとかを好んで使ってる人はMFレンズが多いと思うんだけど、ほんとすごいよね尊敬する。一度ピーキング使ったら離れられない。
ピントの拡大表示は主に星空を撮影する時のピント合わせに。拡大してきっちりピントを詰めるだけで、星の精細さがグッとあがります。
腕前が激しく向上した様に錯覚できるので、積極的に使っていきましょう。
新しい機能って使い始めるまでがめんどくさいんですけど、使うと離れられないくらい便利な機能も多いんです。
少しずつ新しい技術についていって、便利に楽して素敵な写真を撮っていきたい、と!そんな人はぜひ使ってみてください!!
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