どうも。しむ(@46sym)です。
うっかりすっかり完全にレビュー記事を書きそびれていたのですが、念願のフルサイズセンサー搭載一眼レフを購入しました。
購入したのはCanonの「EOS 5D mark3」。2012年に発売したカメラでありながら、今でも圧倒的ユーザーを誇るフルサイズ一眼。
昨年2016年に後継機となる「EOS 5D mark4」が発売しているにも関わらず旧世代機を購入した訳ですが、その理由・経緯についてはまた後ほど記事にしたいと思います。
まずはフルサイズ一眼を手に入れた興奮を写真と共にお届け。みんな読んでくれよな!
Canon 「EOS 5D mark3」開封レビュー!!
まずはこれ。外箱。既に重量がすごい。これだけでご飯三杯はいける。
開けてみる
お邪魔な説明書やらCDあたりをどけると中身はいたってシンプル。
付属品を並べてみた。なんだっけ、コンポジットケーブル?三色のやつ。懐かしいね。
あともう一個。奥に眠ってました。どう見ても黒板消しにしか見えないヤツが。
はい。バッテリーです。めっちゃピンボケだけどバッテリーです。
本体はプチプチで厳重に包まれてます。
プチプチを取るとサラサラに包まれてる。
うっすらと漂うCanonロゴがとても愛おしい。
ついに登場!ゴツい!イカつい!!
背面。ボタンが…増えた…!!(APS-Cの8000Dと比べて)とりあえずなんとなくでも使えるので使い方はおいおい身につくの待ち。
右肩のディスプレイも大きくクッキリ。
左肩。だいたい「Av」か「M」に合わせてます。
レンズつけるとこんな感じ。EF100mm F2.8Lつけてます。
APS-C機とフルサイズ機のサイズ比較
今回買った「Canon EOS 5D mark3」というカメラで、フルサイズセンサー搭載の一眼レフ。細かい話は置いておくと、めっちゃ綺麗な写真が撮れるカメラ。高いけど。
以前購入したCanon EOS 8000DというカメラはAPS-Cというサイズのセンサーで、一回り小さいカメラ。センサーサイズも一回り小さいので、フルサイズと比べるとお安くて、フルサイズと比べると少し解像感が低い(くっきり感の少ない)写真が撮れるカメラ。
もちろんフルサイズの方が性能は良いんだけど、その分重いしその分大きい。
どれくらい違うのか、いろんな角度から比較しておきますね。
まずは正面から。左がAPS-Cセンサーの8000D。右がフルサイズセンサーの5Dmark3。
こうしてみると厚みも結構違う。
横幅もかなり大きいです。
ミラーのサイズも開口部のサイズもかなり違っていて、大きいので光がいっぱい入るので撮影できる範囲が広い(んだと思ってる)。
わかりにくいけど一応並べておきますね。
一際大きいのがグリップ。手が大きい男性はこれのおかげでかなり安定感も増す。逆に手が小さい人や女性は大きすぎて持ちづらいかも。
Canon EOS 5D mark3 で撮った写真とか。
カメラなんて本体デザインとかそう言ったものは置いておいて、撮れる写真が全て。どれだけ大きくて、どれだけ重くても、自分が撮りたい写真が撮れるなら欲しいものだし、そうでないなら不要なもの。
というわけで、今回買ったフルサイズ一眼「Canon EOS 5D mark3」で撮影した写真を幾つか置いておきます。
全然技術が追いついていないのでアレなんだけど「あぁ、ど素人でもこんな写真も撮れるんだな」くらいの参考にして頂ければ幸い。
お正月に神社での一枚。この写真かなりお気に入りなんです。
お正月といえば屋台。りんご飴って食べ切れないけど何故か欲しくなるよね。
これはなんかあれだ。いい感じだったから撮ったやつだ(覚えてない)。広角とか対角魚眼とか欲しくなる一枚。
真っ暗な時間になんとか撮った富士山。高感度に強いフルサイズならバッチリ。何かと望遠レンズが欲しくなる一枚。
こういうぐっと近づいた写真は標準レンズとか100mmくらいの単焦点で対応。何を撮りたいとかじゃなくて、100mm単焦点使いたかった。
ここでは写真はこれくらいにしておきますが、作例記事も別で書いてます。気になる方は是非そちらも見てくださいね!
Canon EOS 5D mark3を買って感じたこと。
初めてのフルサイズ一眼を手に入れて一ヶ月。休日は毎日持ち歩いているし、平日もなんだかんだと触っている事が多いです。
そんな中で感じた良いところやダメなところを簡単にですがまとめました。特にAPS-Cからフルサイズ機への乗り換えを検討している方には参考になるはず。
Canon EOS 5D mark3を買って良かった事
もちろんそれだけのコストは掛かっているので、良いところは盛りだくさん。
そんな中でも声を大にして伝えたい事を幾つかピックアップ。
とにかく解像感の高い写真
これはもうセンサーサイズが大きくなった恩恵をモロに受ける部分。
何を撮っても精細でこんなにも綺麗に撮れるのかと。動物なんて撮ろうもんなら、毛の一本一本が浮き出るようにくっきりと、それでいて柔らかい写真が撮れるんです。
画角が広がる
APS-Cセンサーの場合、レンズに記載されている画角でそのまま撮影する事は出来ません。
今回の記事では細かい説明は省略するのですが、例えばレンズの焦点距離が50mmの場合、CanonのAPS-Cなら80mm、その他のメーカーのAPS-Cなら75mmと、少し望遠した状態になってしまうんですね。
これがフルサイズセンサーの場合は50mmの画角でそのまま撮影ができるんです。
「画角が広がる」って書いたけど「レンズ本来の力を引き出すことができる」と言い換えてもいい。
細かい話は抜きにして「広角に撮れる」というだけでも嬉しい。
「撮れない写真はない」という無双感
いろんな作例を見てると分かるんですけど、ものっすごい感動するくらい綺麗な写真も同じ「EOS 5D mark3」で撮影していたりするんです。
つまり、後はレンズを買い揃えていけば同じ写真を撮る事ができるんです。機材的には。
心の底から震えるような写真だって同じカメラで撮ってるんだから、自分に撮れない写真じゃない。と思い込む事ができるわけです。(撮れない)
「俺だってフルサイズ一眼持ってればさー」みたいな言い訳はもう出来ないので、精進あるのみ。
技術もセンスも足りないので、言い訳できない状態で逆に追い込まれるわけですが、それはそれで良い。
Canon EOS 5D mark3を買って残念だった事
レンズの性能も求められる
ちょっとお安いレンズ使ってると、周辺減光って言うんですか?四隅が暗くなっちゃうやつ。アレが起きます。
もちろん、晴天の屋外で撮影する分にはそんな事にはなりにくいのですが、屋内でかつ室内灯で撮影してると、若干ですが感じるんですよね。
個人的には「センサーサイズが大きくなると、より多くの光を必要とする」。なのにその分の光が足りてない。と認識していたのですが、ちょっと違うのかも。
上に書いた通り、画角が広がるので、今までAPS-Cだとクロップされていた部分が映る。ので、その分の光量落ちが写真に出てきてしまう。が近いのかなぁという気もします。ここら辺は勉強不足なのでよくわかってません。
ただ、そもそもカメラのレンズって中心付近が一番綺麗に撮れるようにできてるんです。なので周辺の収差が少しでも少なくなるレンズがフルサイズに最適なんだと思うわけなのですが、これがまた高い。
一般的にフルサイズ対応と呼ばれているレンズだからといって、収差もなく綺麗に撮れるかというとそんな事はないので、やっぱりいいレンズが欲しくなるわけです。高いのに。
液晶画面が回らない
そう。液晶画面が動かないんですよこれ。
EOS 8000Dはバリアングル液晶と言ってグルグルネジネジと自由に動く液晶だったので、足元から見上げるアングルや、高いところから俯瞰するアングルも簡単に撮影できました。
EOS 5D mark3だと、これが不便。足元から見上げる形で固定して、さらにディスプレイを自分で覗き込むという、はたから見たら変人以外の何物でもない体制で撮影したりしてます。あ、あとこの前は戦場カメラマンさながらのほふく前進の姿勢で撮影しました。何か間違ってる気がします。
Wi-Fiがない!!
こうしたブログを書いてるからというのも大きいのですが、時々、Twitterに上げるために撮影してそのままスマホに転送したい時があります。が、残念な事にWi-Fi搭載してないんですよこれ。
なのでわざわざPCにSDカード挿してガチャガチャしないとSNSにアップとかできないわけです。
ブログを始めるまでは大して気にした事もなかったけど、これは残念。
ってここまで書いてて思ったのですが、8000Dをスマホ転送用に持ち歩けばいいんですね。納得しました。
Canon EOS 5D mark3 文句なしに最高のフルサイズ一眼!!
無理やり捻出した様な悪いところを並べ立てましたが、今のお値段から考えると満足度の高い逸品です。
もうここまでくると気軽に手を出せる商品ではないのは確かなのですが、この記事をここまで読んでいるという事は気軽な気持ちでもないはず。
結局いつか買うなら、少しでも早く触れた方が良いじゃないですか。技術の向上の為にも、精神衛生上も。
という言い訳くっつけて、思い切りを持つのも大事だと思います。そんな感じで一緒にカメラ沼に沈んでいきましょう…!!
コメント