どうも。カメラを持ったハコ、しむです。
先日、α7RIIを売却してα7RIIIへの入れ替えを果たしました。あれだけミラーレスの事をディスっていたにも関わらず、です。
ギリギリまでNikonのD850と悩んでいたし、思うところは色々とあるのですが、それについてはそのうち吐き出すかもしれないし、吐き出さないかもしれません。
この記事ではSONYの発売したフラッグシップミラーレス「α7R III」についてねっとりとお話しておこうと思います。
後半には作例写真も貼っておくので、興味がある人は見ていくとよいよ。
SONY α7R III かっこいい
もう世界の共通認識だとは思うんですけど、α7RIIIってすごくかっこいいと思うんですよ。なんか我が家の机リフってるし。猛烈にリフってるし。
とりあえずα7RIIIになって前世代機のα7RIIから進化した部分を紹介していきますね。
ファインダーがめっちゃ見やすい
「Quad-VGA OLED Tru-Finder」という新しいファインダーを搭載。α9と同じファインダーになったのですが、これがまためちゃくちゃ見やすいの。
電子ビューファインダー(EVF)はあまり好きじゃなくて光学ファインダー(OVF)至上主義だったのですがこれはほんとよいよ。かなりくっきりと映し出してくれるので、初めてEVFも良いなと思えた逸品。素晴らしい。
AF-ONボタンが搭載されて上位機種感マシマシ
ハイエンドモデルの一眼レフならみんな付いてるAF-ONボタン。親指AF専用ボタンです。
前機種のα7RIIでもカスタムキー設定する事で親指AFに対応する事はできたのですが、やっぱり専用ボタンが付いているのは大きな安心感。
このボタンがない事は僕の中で前機種の大きな不満のひとつだったので、α7RIIIに乗り換えた価値をこれだけで感じてしまうほど。
これぞ上位機種、フラッグシップモデルを使っているという所有欲を満たしてくれます。
ジョイスティック、タッチパネルの搭載
Fnの上にジョイスティックが追加されました。フォーカスポイントの移動やMFズーム時の表示ポイント移動に使えます。
使う機会はそれくらい限定されてるのに、めちゃくちゃ便利なんですこれ。今までダイヤルでぐるぐる回してたのがアホらしくなる程に便利です。
タッチパネルもフォーカスポイントの移動に使えるはずなのできっと便利なんだと思うけど、未だにタッチパネルはオフにしたままなのでどれくらい便利かは知りません。レビューブログ失格だと罵っていただいて構わない。
各種ポートの分割に対応
なんかそれぞれのポートの蓋が3つに別れる様になりました。必要な部分だけパカっとできるので、余計な端子をむき出しにしなくて済むというメリットがある様です。
雨や雪の中の撮影だと余計な端子を雨風に晒す事なく撮影できるので便利。ハードモードな撮影の時に活用してやってください。
デュアルカードスロット!UHS-II対応!!
カードが二枚させる様になりました。同時記録もリレー記録もできちゃいます。
スロット1のみUHS-IIの規格に対応していて、書き込みスピードもグッとアップするので、連写撮影時に受ける恩恵はかなり大きいですよね。UHS-II対応のカードもってないけど。
ただ一つ注意して欲しいのは、同時記録時は書き込みが遅いカードに合わせる形になる事。スロット2はUHS-IIに非対応なので必然的にUHS-Iの書き込み速度に合わせる事になるわけですね。
α7RIII はじめての作例写真
α7RIIIを持ってこの1ヶ月に撮った色々をサクッとまとめておきます。
レンズは同時購入したFE16-35mm F2.8(SEL1635GM)とFE70-200mm F2.8(SEL70200GM)の2本。
この二本を購入する為に持っていた機材はほぼ全て売却しました。以前から不満として上げていたAF性能を改善する為、純正レンズで揃えるという大盤振る舞いです。自分で自分がこわい。
全てJPG撮って出し。あぁ、素人のハコでもこのカメラ使えばこれくらい撮れるんだな、という参考情報に使っていただければと思います。
はじめての紅葉 in 泉自然公園
今年の1月から本格的にカメラデビューした僕にとって初めての紅葉。とりあえず近場の泉自然公園で撮った写真をいくつか。
葉先にピントを置いた一枚なのですが、ほんとシャープな描写。ってものすごく画質が落ちてるので分からないかもしれないけどものすごくシャープなんです。ほんとに。
ボケかたも上品で柔らかい。よい。最高によい。
紅白のコントラストに惹かれて撮った一枚。かっけぇなぁ。
ボヤボヤした雰囲気だけはある写真を撮りたくて。雰囲気だけはあるよね。
千葉県で紅葉を撮るならここ! 養老渓谷
という訳で前回の泉自然公園ではあまりパッとした写真が撮れなかった事もあり、気合を入れて養老渓谷へ。養老渓谷は関東でも有数の紅葉の名所で、千葉県内では圧倒的な人気を誇る紅葉スポットです。
正直不安しか感じない。空のヌケが良い事だけが僕の心を安定させる。
紅葉とやらは一体どこへ…
しかももう散ってるし枯れてるし。誰だよ来週がピークとか言ったやつ。
諦めて渋いヤツ撮ったり。
水に沈む紅葉。水中の質感がほんのり伝わるよね。
長秒露光で一人盛り上がってみたり
長秒と渋いのを絡めてみたり。
諦めきれずに向かった粟又の滝。紅葉期間はライトアップもされる千葉県内最強の紅葉スポット。
見事に枯れてるじゃねえか。
という訳で、相変わらず長秒露光を楽しむ。
この日僕が知ったのは、望遠での長秒撮影めっちゃ楽しいという事だけでした。皆さんもどうぞ。
今年最高の紅葉は幼稚園の園庭
次女の行事があって向かった幼稚園の園庭が今年最大の紅葉スポット。めっちゃよかった。
ピントは光源周辺の葉に。圧縮されて分かりにくいけどすごくシャープで綺麗に写ります。
光が当たる葉にピントを。ほんとよい写りをしてくれるレンズです。
後ボケが形を残しつつ優しくボケててすごくいい。好き。
光条(光芒)もすごくキレイに出てくれます。
全力で光源に向けて撮った一枚。光の縁取りが好き。もうこのカメラ愛してる。
星空とα7R III
コトバコといえば星景。という訳で撮ってきました。
どうしても家族に満天の星空を見せたくて、野島崎灯台へ。この季節だと18時前にはガッツリ星空が見れるので小さなお子様に見せるにはオススメです。寒いけど。
レタッチなしでこれだけ写るんだからほんとすげぇぜ。
天の川だって撮って出しでも十分写ってる。
ちょっと前にSNSで見かけたシュイーンってやつもやってきたよ。
場所を変えて数枚。ほんと小さな星まできっちり写し切るのは高画素機のα7RIIIならでは。
AFの追従性能も見たくて娘の写真もいっぱい撮ったけど、また今度紹介します。先に一言だけ伝えておくと「最高に最高です」。
ミラーレスの完成形。αは次のステージへ。
連写速度、AF性能、各種操作性の向上と、確実に前世代機のα7RIIからブラッシュアップしてきた印象のα7RIII。
センサー自体は変更なしではあるものの、処理エンジンの向上、高速規格のSDカードへの対応と、単なるブラッシュアップというだけでなく、確実に前世代機での不満を潰してきたのはさすがと言えるでしょう。4200万画素という高画素、高精細モデルで秒間10コマの高速連写なんて異常ですからね。
各種ボタンやジョイスティックの搭載だけでなく筐体も剛性が増したという事で、実際に持った感触もどこかガッシリとした感覚を受ける、非常に満足度の高い質感まで押し上げてきました。
本当に素晴らしいカメラだったα7RIIの不満を根こそぎ改善したα7RIIIはひとつの完成形を迎えたと思います。今後の機種もスペックアップはしていくでしょうけど、ひとつのベースラインを作り上げたと言っても過言ではないでしょう。
いつだって一歩先を行くソニーのミラーレス。αシリーズは次のステージへ進みました。
マウント変更しなくてよかった!SONYさんありがとう!ついていきます!!!
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