FUJIFILM X-Pro2とX-H1の二台持ちとその使い分けで見えてきた事

こんにちは。しむ(@46sym)です。

ゴールデンウィーク前半でFUJIFILM X-H1を開封してから、ようやく安定したカメラの二台持ちライフが始まりました。

関連 カメラを2台以上、複数持つことのメリットってなんなの?

 

もつカメラはFUJIFILMのX-H1とX-Pro2。FUJIFILMのハイエンドモデルを両手に抱えてもう僕輝いてるんじゃないかなって錯覚します。実際にはカメラ二台持ち歩いてるとヤバイ目で見られますけど。

2台もカメラがあって、本当のところどんな感じでカメラ使いまわしてるの?という疑問もあるかと思います。

この1週間、毎日カメラを持ち歩いた僕の使い分けをご覧いただければと。

 

目次

FUJIFILM X-Pro2とFUJIFILMX-H1の使い分け

 

Case1. ズームレンズ二本体制

僕の本気撮りスタイルはこれ。

  • X-H1: XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR
  • X-Pro2: XF16-55mmF2.8 R LM WR

標準ズームをX-Pro2、望遠ズームをX-H1につけて大三元レンズ二本を常時装備。

これで撮れないものはほとんどありません。

本当はレンズを逆にすると2台とも手振れ補正が効くというメリットはあるのですが、さすがにX-Pro2とXF50-140mmだと少しバランスが悪いんですよね。

ちなみに、X-Pro2+XF16-55mmF2.8の組み合わせも「収まりが悪い」「アンバランスだ」とよく言われます。が、僕は全く感じたことはありません。

(重要なファクターである事は理解した上で)見た目の話を除くと、レンジファインダースタイルに大口径レンズって悪くないですよ。

レンズを下から支える様に構えれば自然と脇も締まるし、安定するのでグリップ不足も気にならない。

少しアンバランスだからこそ、姿勢を正そうとするのかもしれません。

結果気持ちも引き締まるので、なんだかいい写真が撮れてる様に錯覚します。良き組み合わせ。

 

Case2. 単焦点とズームレンズ

これが一番王道な使い方かもしれない。

  • X-H1: ズームレンズ全般
  • X-Pro2: 単焦点レンズ全般

全般、と言っても今僕のレンズシステムってすごくあっさりで

  • XF16-55mmF2.8 R LM WR
  • XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR
  • XF35mmF2 R WR

この3つだけで回してます。

欲しいレンズは山の様にあるんだけど、あまり使い回しが得意ではないのでこれで十分になってしまってる。

なので事実上はX-Pro2にはXF35mmF2、X-H1に16-55mmF2.8です。必要に応じてX-H1に望遠レンズを付ける感じですね。

一番スマートで王道な使い回しだと思うんだけど、この体制だと僕のX-Pro2はぐっと出番が減ります。

単純に僕が単焦点レンズに苦手意識があるだけで、画質に関してはバツグンの写りです。

使いこなせるようになりたいなぁ。

でもそうすると単焦点レンズ沼が目前なのでそれはそれでこわい。

 

Case3. X-H1とXF16-55mmF2.8 R LM WR (+XF50-140mm)

X-H1一台と標準域の大三元ズームレンズ単騎。遠景から切り取りたいような風景を狙う場合はXF50-140mmF2.8 R LM OIS WRも持ち出します。

長時間のお出かけの場合は縦グリつけて。ちょっと軽めのおでかけなら縦グリなし。(予備バッテリーは持っていきます)

手ブレ補正も付いてるし良いかなと思うんだけど、ちょっとゴツゴツするのが難点。

前から何度か言っている通りで、実は手ぶれ補正はそこまで重要視していません。

なのでX-H1単体で行くのはエテルナを使いたい時とか、ちょっと動画なんて撮っちゃおうかななんて時が多いです。

 

Case4. X-Pro2とXF16-55mmF2.8 R LM WR

なんだかんだで一番多いのがこれだったりする。

2台持つまでもないような、一台で出歩きたいときはX-Pro2単体持ちで十分だったりします。

上でも書いた通り、よく言われるほどアンバランスではないと思うんですよね。

ピシッと立って、左手でレンズを包み込む様に下から持つと、自然と脇が締まります。

重心も近いので、左手の腹部分でボディ、指先でレンズを支える。右手は添えるだけ。

そうする事でシャッターに集中できるし、え、これ悪くなくない??

単焦点レンズ愛好家からしたらダメなのも分かる。

がぜん重くなるし、見た目もボテっとするし、スタイリッシュではない。

でもこのアンバランスさが愛くるしいんだよなぁ。そんで持ってここから最高峰の画質を叩き出してくれるんだよなぁ。

 

やっぱり僕のメインカメラはX-Pro2とXF16-55mmF2.8

最新モデルで最高性能を詰め込んだX-H1を追加した事によって、「メインカメラも入れ替わるだろう」なんて思っていました。

なんですけど、やっぱり手が進むのはX-Pro2なんですよね。

X-H1の明るくて広い、レスポンスも早いファインダーはすごく魅力的なんだけど、撮ってて気持ちいいのは断然X-Pro2。

これ、ひとつの大きな要員として、「背面液晶の精彩さ」が挙げられると思ってます。

X-H1は3インチ、104万ドットでX-T2と同じモデル。対するX-Pro2は同じ3インチで164万ドット。

数値で見ると約1.5倍なのですが、実際に体感すると全然違うの。

もちろんセンサーが同じなので上がってくる絵に大きな違いがある訳ではないんだけど、撮ってる間の高揚感が段違い。

撮影するのは所詮人なので、そういった視覚的に騙されるというか、いい意味でモチベーションを挙げてくれる効果があるのは大きいんですよね。

シャッター切る→キレイに見える→次の一枚も気合が入る→めっちゃキレイに見える。

これってプラスの連鎖しかないじゃないですか。もうこの上なく最高じゃないですか。

関連 たったひとつの変化で、僕のFUJIFILM X-Pro2が最高の相棒になった話

関連 【作例写真】FUJIFILM XF16-55mmF2.8 R LM WR レビュー。全方位無双の大三元ズームレンズ!!

 

この時に感じた僕の想いは間違ってなかったんだなぁと今でも思うし、なんだかんだで末長く付き合うのはX-Pro2なんだろうなと。

 

ここまで書いてすごい事に気づいた

X-Pro2とX-H1。2台持ちでもすごくバランスよく使えるし、どちらか一台を持ち出しても、どっちを持ち出しても不満ないくらい良いカメラたち。

逆に言うと、一台で十分不満なんてないんじゃね?と気づいてしまった。

 

いや、たしかに不満はない。強いて言うならX-Pro2にはエテルナがないとか、X-H1は背面液晶が物足りないとか、細かい不満はあるんです。

あるんだけど、なければないで困らない。かと言って、どちらかひとつのカメラに絞ると言うのは僕にはできない。

どうしてもどちらかを手放せって言われたら迷わずX-H1を差し出してしまうと思います。

X-Pro2が僕のメインカメラ、サブカメラはX-H1です。

 

やっぱり2台あって、好きな方を選べるって大事だよね。特にお気に入りのカメラが2台あるんだから、どっちを持ち出しても後悔しないなんて贅沢の極み。

比率的にはX-Pro2の方が頻度高そうなんだけど、どちらのカメラも可愛がっていきたいなぁと。

 

全然使い分けてねぇじゃねえかって意見は聞き入れません。どうぞ。

 

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この記事を書いた人

千葉県内で写真を撮りながらブログを運営してます。
スナップ、風景、ポートレート、ブツ撮りなど、ジャンル問わず幅広く撮影中。
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