【レビュー】ONA leather Bowery ボルドー ショルダータイプのカメラバッグに、最高を手にする悦びを

こんにちは。しむ(@46sym)です。

X-Pro2を手にしてからと言うもの、扱いに困っていたのがカメラバッグ。

レンズはズームと単焦点一本ずつだし、ボディもすこぶるコンパクト。

ちょっとお散歩撮りするには最高のシステムなんだけど、絶妙に持ち歩きに困るんですよね。

唯一僕が持ってるカメラバッグはPeakDesignのエブリデイバックパック(20L)。

サイズと荷物が肥大化しやすい一眼レフにはちょうどいい、むしろ足りないくらいのサイズなのですが、X-Pro2にはどう考えてもオーバースペック。

ちょっとお散歩なのにリュックを下ろさないとレンズ交換もできないし、快適さが損なわれる事間違いなし。

そんな経緯もあって

  • 程よいサイズ
  • ショルダータイプ
  • カメラバッグ(インケースがついてる)

の条件を満たすカメラバッグを探していました。

タイミングよくONAの国内正規代理店であるイデアミクスがアウトレットセールを実施していて。残り一点のところをギリギリでポチったわけです。

もう言うまでもなく最高なんだけど、1ヶ月近く使ってみたので、使用感も含めてレビューしたいと思います。

 

目次

ONA(オーナ)って?

あまりまだ聞きなれないONA(オーナ)というブランド。

2010年に発足したニューヨーク発のカメラアクセサリーメーカーです。

「ONA」はスワヒリ語で「信じる」「感じる」という意味を持つ言葉で、丁寧な製品作りに所有欲が満たされる事は間違いありません。

中でもレザーシリーズはフルグレインレザー(牛革)を使用。

初めて手にした時の質感。エイジングで感じる深み。

信頼できるカメラバッグとして、長く使えるものを生み出すブランドです。

つまりONAかっこいい。

 

購入したのはONA LEATHER BOWERY(オーナ レザー バワリー)

レザー信者の僕ですから、購入したのはもちろんレザータイプ。

人気の小型ショルダーバッグのBowery(バワリー)です。カラーはボルドー。

人気なのは定番カラーのアンティークコニャック。僕がもともと欲しかったのもアンティークコニャック。

 

ですが、良い意味で期待を裏切られました。

ボルドー買ってよかった。この後濃密な実写レビューが続くので、ぜひ見ていってほしい。

ONA LEATHER BOWERY 最高にかっこいい。

 

ONA LEATHER BOWERYを撮る

普段使いのレザーアイテムはキャメル系の方が好みなんだけど。カメラに合わせるアイテムとして見た時、これはボルドーで正解だったのかもしれない。

思っていたより一回りくらい大きくて、X-Pro2とXF16-55mmくらいならすっぽり入る。これだけで大体最高に撮れる。

単焦点レンズXF35mmF2を入れている右側部分には、立てればそれなりに長いレンズも入ります。XF16-55mmF2.8はここにも入る。

 

外側のポケットにはバッテリーとか。頑張ったらフィルターとか入ります。

 

両サイドにも小さめのポケットが。

こういうのって何に使うの…SDカード…かな…?

 

背中側にも簡易ポケットがついてるんだけど。せっかく大きめのポケットなんだけど。

ここに関してはジップもないので、落としてもいいクリーニングクロスとか入れるとよい。僕は次女ちゃんの折り紙しまってました。

 

ONA LEATHER BOWERY 1ヶ月利用での評価

まだ長く使ったわけではないんだけど、冒頭で触れた通り最高です。

ただ、手放しで最高って言えるかというとそんな事はなくて、本当に小さな部分ではあるものの気になる点があるのも事実。

そういったところも交えて、1ヶ月利用での評価になります。

 

かっこいい。満たされる。

かっこいい。真鍮製?の金具もかっこいい。もう全てがかっこいい。

現状でも使い込んだような柔らかいレザーなんだけど、これから風合いが増していくかと思うともうバワリーと結婚したい。

こんなに愛らしいサイズ感で、僕の求める機材がちょこっと詰められて、それでいてかっこいい。

ずっとそばにいて欲しい。

 

保護性能も申し分なし。

もちろんただのレザーバッグではなくてカメラバッグなので、中には衝撃を吸収するためのクッションが付けられています。

カメラバッグとしては当たり前なんだけど、これがあるのはかなり大きい。

安心感が段違い。ぶち込んでおけば安心できるバッグというのは素晴らしい。

 

重い。軽いんだけど、重い。

全面レザーだし、基本スペックとして重いです。

普段からレフ機とかでかいリュックに詰め込んで歩く様な人間からしたら物凄く軽くて気持ちいいんだけど、ショルダータイプのバッグとして見た場合にはやっぱり重い。

なにせバッグ本体の重量が約2ポンド。900グラムだって。

900グラムっていったらX-H1の673gより全然重いし、X-Pro2なんて495gしかないから。X100Fが469gなので、ほぼX-Pro2とX100Fの二台分。これは重い。

実際に利用してみると中に入る荷物も限られてるし、そこまで重さを感じることはないんだけど、上質なレザーを利用しているからこその重量はある。そこは理解しておいた方がいい。

 

各ポケットの使い勝手

ボディ、レンズを収納できるメインポケットの他に、小物を収納できるサブポケットが合計で5つ付いています。

このポケットの使い勝手が、残念ながらすこぶる悪い。

外側背面のポケットはジップもないので何入れても落としそうで怖い。

せっかくの大きいポケットなのに入れるものが見当たらない。

じゃあ両サイドのちいさいポケットを使うのかというと、小さすぎてこれもない。

使えるポケットが少ない。

 

仕切りがもう1つ欲しい

しきり1枚。2室に分けられるんだけど、もう一枚ほしい。

例えばX-Pro2と単焦点で合わせたときに、あとレンズ2本くらい入りそう。そんなときにスペースはあいてるのに仕切りがないとガチャガチャするじゃん?

仕切りが欲しい。

 

全てを覆す、触れたくなる質感。

ほんとこれだよ。これだけで価値がある。

いつまでもナデナデしていたいもの。いつかのグラファイトに近いものを感じる。

 

なんだかんだで僕のメインバッグ

X-Pro2を買ってからというもの、こいつばっかり使ってます。レンズもほとんどがXF16-55mm。最高なんだから仕方ない。

関連 【作例写真】FUJIFILM XF16-55mmF2.8 R LM WR レビュー。全方位無双の大三元ズームレンズ!!

 

先日天の川を撮りに行ったときも、このカバンで行きました。十分事足りてしまうんだよねこれで。

もうすぐカメラ2台体制に戻るので、そうなるとこのバッグはお散歩専用になりそう。

それでもやっぱりすごくいいバッグ。レザーは使い込んでこそなので、これからも長く愛用していきたいなぁ。

 

おまけ:ONA CLIFTON ブラックが欲しかったんだけど

ONAにはもうひとつむちゃくちゃにカッコいい「CLIFTON」というレザーのリュックタイプのカメラバッグが出ています。

これが欲しくて欲しくて、欲しいなぁとつぶやいてたら「俺買ったんだぜ?いいだろ?」とか言ってる輩がいました。しかも僕が欲しくてやまないブラックを。

先日レビュー記事が公開されたので紹介します。正直悔しさしかない。

参考 かっこよすぎるカメラバッグ、ONA THE LEATHER CLIFTONのレビュー | COLA BLOG (コーラブログ)

 

リンク貼ったんで、僕にくれてもいいんじゃないかなと思ってる。クリフトンください。

 

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この記事を書いた人

千葉県内で写真を撮りながらブログを運営してます。
スナップ、風景、ポートレート、ブツ撮りなど、ジャンル問わず幅広く撮影中。
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