たったひとつの変化で、僕のFUJIFILM X-Pro2が最高の相棒になった話

こんにちは。しむ(@46sym)です。

意気揚々と乗り換えたFUJIFILMのX-Pro2。全然使いこなせなくて1ヶ月で売りました。

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そのくせ、やっぱりコンパクトなカメラが欲しくて、1ヶ月で買い戻しました。

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闇が深い。

 

こうして再度買い増したX-Pro2ですが、以前買った時には気づく事のできなかった素晴らしさをひしひしと感じています。

改めて振り返って「なぜ最初の購入時に満足できなかったのか」が自分なりに見えてきたので、こうして記事を書いてます。

これからカメラを買い換える皆さんへ、何かの参考になれば。

 

目次

使いこなせなかった単焦点レンズ群

僕が最初にFUJIFILMに乗り換えた際、同時購入したのは7本もの単焦点レンズ。

広角から中望遠までの焦点域をカバーした、誰もが羨むシステムを構築していました。

でもこれが使いこなせなかった。

レンズは増えてわちゃわちゃするし、撮りたい構図を思いつくたびにレンズ変えないといけないし。

 

「今日はこのレンズ一本で気軽にお出かけ♪」的なものを想像していたのですが、結局いつもフル装備でした。

だってシャッターチャンス逃したくないじゃん?そりゃあ全部持っていくよね。

 

「FUJIFILMなんだから単焦点」という思い込み

僕の中でFUJIFILMと言うのは、単焦点レンズを使ってなんぼのメーカーでした。

趣味の風景写真を辞めてスナップ中心に移行しようと思っていた事もありますが、それにしても偏ったラインナップ。

センサーサイズを落とす分、少しでも画質の向上を図る為にも、ヌケの良い単焦点レンズは必須と思っていたフシがあります。

なんかみんな単焦点レンズ使ってるし、話題で人気の単焦点レンズ買っておけば間違い無いよなー、と。

結局合わなくて全部手放したので話にならない浅はかさだった訳だけど。

 

改めて買い揃えたのは、XF35mmF2 R WR

そんな僕がX-Pro2再購入で選んだのは「XF35mmF2 R WR」という単焦点レンズ一本のみ。

家族のスナップが主目的だったので、できる限り目立たない、自然に取り出せて軽くて小さいレンズを選びました。

このレンズ、最高クラスのコンパクトさでかつ、最高クラスの画質を備えた単焦点レンズ。

フルサイズ換算50mmというのは僕には少し狭いのですが、被写体とじっと向き合うには程よい距離。

と、ここで気づいてしまったんですよね。

レンズ一本だけにするなら大きくてもいけるんじゃね?という事に。そしたらX-Pro2でなんでも撮れるんじゃね?と。

これが最高の始まり。

 

XF16-55mmF2.8 R LM WRとの出会い

 

レビューはまた後日しますが、このレンズが本当に良い。

いわゆる大三元ズームの一角で標準域を担うものなんだけど、ヌケの良い描写をしてくれる素晴らしいレンズです。

すべて撮って出しで何枚かぽちぽちと出しておきます。レビュー記事でも同じ写真になっちゃいそう。

 

換算24mmはやっぱりイメージしてるよりも広く撮れるし

 

換算82mmの望遠端では、寄ろうと思えばここまで寄れちゃう。

 

フィルムシミュレーション「クラシッククローム」で撮る花だって渋いし

 

フィルムシミュレーション「ベルビア」で撮った時の鮮やかさもハンパない。

 

さらにモノクロのフィルムシミュレーション「アクロス」で撮れば、何撮ってもそれなりにいい感じになっちゃう。

 

NDフィルタを付ければ撮って出しでも最高に雰囲気でちゃう。

 

こんな写真がズームレンズ一本で、しかもレタッチする事なく撮れちゃうんです。

最高といって差し支えないと思う。

 

ズームレンズとの出会いでFUJIFILMが楽しくなった

「FUJIFILMなのに単焦点を使わないのはもったいない」と決めつけていた当初の僕では気づけなかったのはこれでした。

そもそも僕は家族といても広い景色を切り取る事が多く、足場が不安定な場所に行く事も多いです。

「構図は足で稼ぐ」というのは分かるんだけど、それがままならない事にいる事が多いんですよね。

そうなるとやっぱりズームレンズってすごく大切で、もう一歩も動けないような場所でも撮りたい構図を作る事ができる。すごくストレスフリー。

ちょっとまともな表情のものが一枚も撮れなかったので載せられないのですが、みんなで足湯に入りながら、隣に座った娘がきっちり撮れました。

ちなみに足湯コーナーはこんなに狭い。

 

側にいながら家族の自然な姿も撮れて、風景もスナップもなんでも撮れる。

このレンズ一本で世界が変わりました。FUJIFILM最高。

 

撮りたい写真を撮るために、好きなレンズを選べばいいと思う

すごく当たり前の事を声を大にして言うのは恥ずかしいのですが、自分が好きなレンズを選べばいいと思う。

単焦点の描写が最高(らしい)から。FUJIFILMのウリは豊富な単焦点レンズのラインナップだから。

これは間違ってないし、自分に合えば最高のレンズ群が山ほどあると思う。

でも僕はやっぱりズームレンズが好き。画質も捨てたくないので大三元ズームが好き。

 

自分が本当に使いこなせるレンズに出会った時にこそ、写真を撮る楽しさを十分に感じる事ができるんだなぁと、このレンズを持ってやっとわかった気がします。

あぁ最高。本当の意味でみんながFUJIFILMを絶賛している意味が理解できるところまできたわ。最高。

みんなも周りの意見とか聞いてないで、自分にわがままに、本当に欲しいもの買ったらいいと思う。きっと間違いないから。

 

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この記事を書いた人

千葉県内で写真を撮りながらブログを運営してます。
スナップ、風景、ポートレート、ブツ撮りなど、ジャンル問わず幅広く撮影中。
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