動画を撮ろう!と思って購入したFUJIFILMのX-T4。なんだかんだで写真ばっかり撮ってしまっていますが、あっという間に2ヶ月経ってしまいました。(動画2回撮った)
というわけで、今までX-T4で撮った写真をまとめました。
所有レンズも多くないので写真は限られていますが、何かの参考にしていただければと思います。
FUJIFILM X-T4の作例写真
まさかのX-T4で使ってきたレンズはたったの3本。あんまり変わったものを撮らないのでいつも同じ1本で撮り続ける事が多いんですよね。
レンズごとに作例をまとめているので参考にしてみてください。
X-T4 × XF16-80mmF4 R OIS WRの作例写真
X-T4のキットレンズとしてついてくるレンズ。フルサイズ換算で24-120mmあたりをカバーしてくれる、ちょっと長いF4通しレンズです。
曇天の中のさんぽで。うん、よい写り。
今年は少しタイミングを外してしまいましたが、良い感じに紅葉してくれるスポットなのですここ。
見ての通り光の差す気配すらない曇天of曇天なのですが、そんな中でもこういう写真が撮れるのは嬉しい
雨上がりの曇り空の中撮った2枚なのですが、どこか湿度を伴った様なその場の雰囲気を残してくれるレンズですね。
晴れた青空の元で使えば抜群の性能を。ガラス越しに撮ってるのでちょっと映り込みがあるんですけど、それもまぁよし。本当にキレのよい写りを見せてくれますねこの子。
僕にしては珍しい室内での一枚。差し込む光を適切に捉えてくれるのすごくよき。
X-T4 × XF90mmF2 R LM WRの作例写真
X-T4でもっとも利用頻度の高いレンズがこのXF90mm。
やっぱり中望遠が大好きなのと、数あるXマウントフジノン単焦点の中でもこのXF90mmは格別の写りを見せてくれるんですよ。
手振れ補正のない中望遠レンズと、X-T4のボディ内手振れ補正という相性の良さも相まって、ほぼ常用レンズです。
初めて持ち出した日にクラシックネガを体感したくて撮った写真。結局そこからレタッチするので変わっていっちゃうんだけど、レンズ交換式でX-Trans搭載してるカメラのクラシックネガは初だったので満足度高い
なんか僕AFレンズってあまり得意でなくてちょいちょいピント外すんですけど、バチっと決まると良い写りしてくれます。これはもう本当に間違いないレンズ。中望遠だと咲いてる花を切り取るにもちょうどよいですよね。
で、これもいろんな所で言ってるんだけど、中望遠って結構なんでも撮れるんですよ。広大な風景を撮るってのは難しいけど、スナップだって余裕。スナップシューターは28mm前後の準広角みたいなレンズが多いけど、135mmスナップいいですよ。
光ってる所とか、陰ってる所とか、なんか適当にシャッター切ったら良い感じになるから。騙されたと思って一度やってみて。騙されてるかもしれないけど。
とはいえ、やっぱり中望遠が一番活きるのはポートレート。最近は娘達を撮る事が多いのもあって、やっぱりこの焦点域が大好きだったりもします。
昔なら広角で一面のコスモス畑を狙っていた所でも、今では中望遠一択。飛び立つバルーンの様な前ボケが好き。
基本的に人のいない所を歩いているのでマスクはしなくても良い気がするのですが、時節柄そうもいかずなんとなく申し訳ない気がして、誰もいない所でもマスクをつけてる事が多いです。
なので狙い澄ました瞬間だったり、ある程度マスクをしなくても良さそうな開けた所で撮る機会が増えてしまうんですよね。
なんかちょっと水平取れてないけど好きな一枚。夕暮れと海は広角から中望遠までみんなの味方です。
135mmってどうしても縦構図の方が収まりがよいんだけど、久しぶりに横で。日が当たって煌めくねこじゃらし?が綺麗だったので一緒に収めたかったんですよ。いいよねこういう時間。
ここからは今年の紅葉を。最近は葉や手の質感をどれだけ出せるかみたいなところがマイブームなのですが、よくできましたで賞あげたい。
ブログサイズで伝わるのか不安しかないんですけど、水面に浮く紅葉の葉。しっかり解像しつつも残るこの湿度感よ。
水面が好きすぎて雨上がりや池のほとりではいつも下向いて歩いてる気がします。
こういう抽象的な写真というか、なかなか人には伝わりにくそうな写真が好きなんですよね。来年はもっとわかりやすい写真撮ろうな。って最近毎回反省してるけど好きなんです。
というわけでドーン!バーン!!みたいなザ・紅葉ってやつも撮っておきました。
どんなシーンの写真でも撮れちゃう換算135mm、ほんと万能で大好きなレンズです。
X-T4 × Makro-Planar 2/100の作例写真
全世界のマクロプラナースキーの皆様にお届けするために、Makro-Planar 2/100でも少し撮ってきました。Nikon Fマウントレンズをやっすいアダプター経由で利用していますが、特に問題はありません。というか最高です。
上で紹介した純正レンズのXF90と割と焦点距離がかぶるのであまり多用できていない(くらいXF90がすごい)んですけど、それでもハッとする写真で魅せてくれるのがマクロプラナーさん。もう好きしかない。
今は廃盤になってしまったレンズですが、後継のMilvusが光学系もほぼ同等。デザインは好みが別れますが、現状ではこちらを買うしかなさそうです
こんなに解像してくれて、それでいてしっとりとした描写。シャドーも良い感じで好きが溢れる。
マニュアルフォーカスのレンズですから、こういった中間にピント置く様な写真もお手の物。こんな抽象的な写真ばっかりだと何を撮ってるの?って言われそうなんですけど、好きなんだからしかたない。
枯れ草だってこの通りですよ。こんなシャレオツな枯れ草見た事ないぼく。
柔らかく、街頭の光が灯る頃に。柔らかい光とピント面の解像と。こういうの好きなんですよ。マクロプラナー好きなんですよ。
FUJIFILM X-T4 バランスの良い、使いやすいカメラ
グリップが足りなかったり、液晶がバリアングルだったりと若干の不満はありますが、コンパクトで、手振れ補正もあって、画質も良くて、(撮ってないけど)動画も撮れて、とすごくバランスの良いカメラといった印象。
本格的なカメラ撮影をしたいけど、あまり大きいカメラは持ち歩きたくない…という人にはかなりマッチするのではないでしょうか。
FUJIFILM X-T4、良いカメラです。