こんにちは。しむ(@46sym)です
2020年もあっという間に12月がやってきました。コロナ禍で外出する事自体が憚られる様になってしまい、今年こそ本当にあっという間に1年が過ぎてしまいました。
一時期は最低限の外出ですら申し訳ない様な空気があったのですが、何かが改善された訳ではなくとも、緩やかに、少しずつ写真を撮れる機会も回復の兆しを見せている感があります。
僕自身、もともと人の少ない所での活動がメインなのであんまりスタイルは変わっていないのですが、夏あたりから少しずつ写真を撮る生活が戻ってきました。
昔からおうち大好きなので引きこもりの素質は満点なのですが、やっぱり写真を撮るのはすごく楽しくって。
普段からあんまり写真を撮らない人も、カメラありきの日常を送っている人も、もっと写真を楽しめたらいいなと思って今こんな記事を書く事にしました。
写真を撮る事の楽しさ
改めて写真を撮る事の楽しさや良い所を思い返してみたんですけど、なかなか言葉にするのって難しいですね。もう何年もブログを書いてるのに、上手く文章にするのは大変でした。
色々と考えた結果「僕が写真を撮ってる理由」と、さらに踏み込んで「写真を作り上げる楽しさ」の2点をここではお話させてもらおうかと思います。
取り止めのない話になるけど、お付き合いください。
大切な人の写真を、自分の手で撮る
これは「僕が写真を撮り続けてる理由」の一つではあるんだけど、カメラやってる人の楽しみのひとつでもあると思うんです。
僕の場合は主に家族だけど、それは恋人でも友人でもよくて。自分の大切な人を写真に撮る、ってそれだけで楽しいんですよね。
普段ブログやTwitterに娘が二人とも写ってる写真って上げる事は少ないんだけども、実際はもっとたくさん撮っていて。
別に綺麗な写真じゃなくても良いと思うんですよね。なんかこう、楽しそうにしてる瞬間を残せるって言うだけで特別なんです。
暑い暑いと言いながら歩いた思い出だったりとか
やっぱりお姉ちゃんは大きくなってるんだよなぁとか。
なんでもないような写真こそ、後で見返すと楽しかったりするものなんです。
自分の大切な人を、自分のカメラで写真に残す。
最近のカメラなら大体なんか良い感じにやってくれますからね。
ちょっと綺麗な思い出を、自分の手で残せるっていうのはやっぱり良いものです。
イメージする一枚を作り上げていく楽しさ
これは写真を趣味にしてる人には分かる話なんじゃないかなと。
上で話した様な記録写真というか、日常写真というか、そう言うものとは違う「一枚の写真を作り上げる」という行為の楽しさ。
人によって撮影スタイルって全然違うと思ってるんだけど、僕の場合は撮影に行く前にイメージするものがあるんですよ。
だいたいのイメージを頭の中で作って、実際に現地に行ってみて、想定していたイメージに近い場所で、それに寄せていく様に写真を撮る事が多いです。現地の雰囲気で思っていたものと全然違う仕上がりになる事も多いけど。
そう言った予想外の写真を撮れるのもそれはそれですごく楽しいんだけど、アドレナリンがドバドバ出るのはやっぱり持っていたイメージ通りの写真が撮れた瞬間。
本当にドンピシャにハマった写真ってなかなか撮れなくて、月に2〜3000枚撮ってて1, 2枚撮れたら万々歳くらいの勢いで。すごく歩合の悪い撮影してます。
でも、どれだけ非効率でも、一度そういう写真が撮れてしまうともう戻る事ができないくらいの快感なんですよね。
ここ数ヶ月で、ドンピシャで好みの写真に仕上がった一枚って言うとこの写真なんかはそうで。
ロケーション見て、天気予報見て、ここで光が射せばこんな写真が撮れるんじゃないのって思いながら現地に向かって。
緑と、服の色と、光の射し具合と、イメージしていたものが全部ハマった感じでこれで1ヶ月は美味しくご飯食べられるわけです。
ずっとそんなことを考えて写真を撮り続けてると、そういう「事前にイメージする完成形」っていうのがだんだん具体的なものに近づいてくるんですよね。
そうすると少しずつ、イメージしていた通りの写真を撮れる率が上がってくるんです。
月に1枚撮れたら最高だなって写真が、月に2枚とか3枚とか撮れるともうなんか今年の運は使い果たしたなとか考えなくもないですけど。
カメラを始めたての頃は思った通りの写真ってなかなか撮れなくて、すごくモヤモヤしていたのが、ようやくイメージと写真が結びつく様になって。少しずつ満足できる写真っていうのが増えてきた実感を持てて。
楽しいよね、写真って。
ありがたい事に「どうやったらそう言う写真が撮れるんですか?」みたいな質問をいただく事もたまにあるのですが、なんだか照れ臭くて「シャッター切るとカメラが良い感じにやってくれますよ」ってテンプレの様にいつも答えてます。
なんだけど、たまには自分が何を考えて、どんな所に注意しながら写真を撮っているのか、みたいな事を書いても良いなーなんて気がしてきました。
これもそのうち改めて記事にしたいですね。
今日から始まる、カメクラの沼カレ2020!
毎年恒例になってきていますが、この記事はブロガーの年末のお祭り、アドベントカレンダーの企画として書いたもの。
「カメクラが沼へ誘う」を合言葉に2018年から開催しているこのカレンダーも3年目となりました。毎年物欲との戦いです。
今年も例によって声をかけさせていただき、1st Roll/2nd Rollの2本立てで今日から12/25までの25日間、合計で50記事のカメラブログが更新されることになりました。
更新予定表は下のリンクを参考にしてください。
今年は僕自身もブログをあんまり書いていなかったり、コロナ禍で写真を撮る人も減っていたり、Twitterに普段から張り付いていないのでこんな時ばっかり声かけるのもアレかなとか色々考えたのですが、こうやってみんなで楽しく何かをできるのはやっぱりありがたい事です。
2nd Rollの1日目として書いたのがこの記事。「カメクラが沼に誘う」の言葉に合わせて、写真を撮る事そのものの楽しさを少しでも伝えられたらと思って書いたものです。
1st Rollではあんずさんが運営するブログ「ハイソラ」で以下の記事を書いてくれています。
こちらの2nd Roll、2日目は
- フィルムカメラ大好き
- X-Pro3ユーザー
- コトバコでは被写体として大活躍
とマルチな才能を発揮するちぴさんがブログまで書いてくれるそうです。
最近やたらと良い写真を量産してるのでちょっとコツとか教えてくださいよろしくおねがいします。
明日記事が公開され次第、こちらにもリンクを載せますね。
X-Pro3で撮った最高の写真たちがアップされました。
読者の皆さんはこれから25日間、カメラブログが一斉に更新されるので楽しみにしてくださいね。Twitterでハッシュタグ「#カメクラの沼カレ2020 」を検索してもらえると更新が追いかけやすいと思います。
読者のみんなも、ブロガーのみんなも、ぜひ年末まで楽しみましょう!