どうもこんにちは。しむ(@46sym)です。
写真を趣味にして、半年ほどが経ちました。
4月あたりから趣味っぷりが激しく加速しまして、星空なんてのも撮りに行ったりしています。
今日はそんな中で気づいた、暗闇で写真撮影をしてはいけない理由を残しておこうと思い、こうして筆を取ることにしました。
参考になる様な、そうでもない様な話ですが、読んでいただければ幸いです。
「夜の写真を撮る」という事
夜景しかり、星空撮影しかり、ホタルしかり。「夜の写真を撮る」という事は撮影者は基本的に暗闇に入る事になります。
自分の周りに光があると撮影の邪魔になりますからね。
必然的に暗闇を求めて、明かりがない方へ踏み進んで行く事になります。
暗闇で撮影してはいけない
そんな事を繰り返してるうちに、暗闇に入って行く事に慣れてしまうんですよね。ほんの少しの月明かりでも全然おーけー。だって綺麗な写真が撮れるんだもの。
と、昨日までは思っておりました。
暗闇の恐怖を正しく知る
おととい、もうすぐ満月in七夕という事で、夜中に養老渓谷に行ってきました。
月の映る渓谷だとか、森の合間から覗く月だとか神秘的でシャレオツなんじゃねぇのこれ…!なんて一人盛り上がってた48時間前の僕を叩き潰してあげたい。
真の暗闇で感じた本音をここに記しておきます。
こわい。ただこわい。
首からぶら下げるライトを点けた上に、ペンライトも点けた状態で撮った写真がこれ。ライト2個つけてこれ。ライトを消すと一段先の足元も目視では見えません。
通常、撮影スポットでは赤いライトにするのがマナーとされています。(強い光源は撮影の邪魔になるため)。僕自身もいつもの様に赤いセロハンを巻いた状態で行ったのですが、秒速で剥がしました。
こえぇんだよチクショウ。
なんか生き物めっちゃいる
暗闇を1キロくらい歩いてようやく渓谷に辿り着いたのですが、もちろん渓谷も漆黒の闇。かろうじて月明かりが確認できるところがチラホラある感じです。
そんな中でカメラを構えるのですが、
「ゲロゲロッホーホホーガサガサガサグォッグォッザザザザザーッ」
ってひっきりなしに色んなモノが鳴いてるんですよ。僕も泣く。
もうまじこわい。足元に気配を感じたら木の葉だったけどマジでこわい。
凶悪犯が潜んでいるかもしれない
本当に少しだけ、渓流沿いを歩いたのですが闇。どこまでも闇。
最初は「イノシシでも出てきたらどうしよう」と思ってたのですが、こういう所に居ると思考は悪い方にループしていくもので。
「もし、警察が極秘で捜索中の凶悪犯が潜んでいたら…」「もしかしたらとんでもない犯行現場を目撃してしまったら…」
きっと一瞬で僕の人生は終わるんだろうな、と気づいてしまいました。それくらいに人の気配も無ければ、なんの明かりもありません。
気づけば全力で来た道を戻り、渓谷を後にしていました。
夜の撮影にも節度がある
大切な事を学びました。あんな所には少なくとも一人で行くべきではないです。
「渓流に落ちた」とか「転んで怪我した」なら笑い話ですし、自分の注意不足が原因。
だけど、外的要因だけは自分ではなんとも出来ないですからね。
ただでさえ何が起こるか分からない世の中。誰も見ていない暗闇では何が起きても誰にも気づかれないかも知れません。
自分の身を守れるのは自分だけ。節度を守って撮影を楽しもうと思った1日でした。
暗闇ダメ絶対。
最後に、暗闇で撮影した写真を少しだけ
ブログ用にリサイズしているのでディティールは荒くなっていますが、僕が撮りたかった写真の雰囲気だけでも伝わるはず。
もう少し怖くない渓谷があったら誰か教えてください。
もしかして月ってものすごいスピードで移動してる?長時間露光だと丸くならない…
怖くて構図とか考える余裕がなかったやつ。
お気に入りの一枚。本当はこの間に月が見えるのを期待してたんだけどなぁ。
おしまい。みんなも暗闇撮影は気をつけてね!
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