雨の6月をフォトウォーク #エアねーやんぽ

こんにちは。しむです。

先日、人生初めてのフォトウォークに行ってきました。

 

実は良くしてくれてるアフィリエイター界の大御所、茨城の真木よう子さんを中心に5、6人で集まってフォトウォーク「ねーやんぽ」を開催するはずだったんです。

僕の都合で千葉で僕の都合で6月中旬に。

寛容な心でわがままを聞いていただいた結果、見事なまでの雨予報。冷静に考えたら梅雨時ど真ん中ですもんね。

さすがに雨の中屋外コースを連れまわすのは申し訳ないので、仕切り直しで後日開催とさせてもらいました。

 

なのですが、もともと一日外出予定だったので妻と子供も友達のところへ遊びに行ってしまうんですよ。僕を置いて。

結婚10年にして初めて、丸一日どフリーになってしまった訳です。だいたいいつも家族一緒に過ごしていたのでこんなの初めて…///

前置きが長くなりましたが、そんなこんなの寂しさを紛らわすために「雨の中でしか撮れない写真」を探しに、フラフラとフォトウォークしてきました。

エアねーやんぽ。参加者は

以上です。すごく楽しそうですね。

 

目次

6月を撮り歩く、エアねーやんぽの全行程

今回のテーマは「雨の中でしか撮れない写真」。

去年の6月はバタバタしていてほとんど写真を撮る事ができなかったので、出発前から楽しみで仕方ない。

ここら辺はX-Pro2+XF16-55mmで撮影。最高の組み合わせです。

 

雨の九十九里浜

せっかく千葉にいるんだから、海とかいいよね。雨の海とか撮る人いないだろうし、変わったもの撮れないかなって。

雨降ってねぇんだけど?

この上なくドン曇り。ただの曇りじゃ特別な感じとか全然ないしただただ映えない写真が量産される。

もちろん人の気配なんて全く感じさせない。世界に僕一人しかいないくらいの勢いで誰もいない。

 

そのくせ風だけはむちゃくちゃ強くて、寒いわ波は強いわ水は濁るわ。

もう何も映えないので早々に退散した。

 

雨の海岸線

九十九里浜をずっと南下しながら、途中の海岸線(海水浴場)を4箇所くらい経由しました。有名どころだと東浪見海岸とか。

どこも上の写真と同じ状況だったのでカメラすら取り出してないんですけど。

だいぶくだった先にある名もなき海岸で撮った一枚がかろうじて。

特にこれ以上被写体は無かったので、HDRと被写界深度合成をかけたものです。

初めてやってみたんだけど、手前の足場と奥の山どちらにもピントがしっかり合ってる!なるほどこうやるのか!!と一人で納得してた。

こんなシーンでHDRかけても正直全然役に立たないので、「ダイナミックレンジを広げるってこう言うことかー」って言うのを体感してみたかっただけです。

この時風が強すぎて波がやばかった。上の写真中央の岩場をズームしたら実はこんな感じ。

今だから言うけど、正直もう帰りたかった。

 

ちなみに雨は降ってません。

 

雨の御宿を撮る

もうすぐそこだったので、せっかくなので御宿まで。フォトウォークってくらいだし、やっぱり有名どころは押さえておきたいよね。総歩行時間は15分くらいだけど。

風も強いしいつ雨が降ってもおかしくないしで今まで全然人の気配すら感じなかったんだけど、御宿はサーファーだらけでした。さすが海水浴場のメッカ。

と言うわけで御宿でも有名な1枚を押さえておしまい。

いい加減すごい雲なんだけど、雨降らないのかな。待ってるんだけど。

 

雨の春日神社

メンタルが削られすぎたのでもう僕帰って寝る。と心に決めて山の中を走ってる時に見かけた小さなお寺。春日神社って言うらしいです。

ここでついに愛機FUJIFILM X-Pro2からSONY α7IIIへ持ち替え。なんでかって

やっと紫陽花を見かけたから…!!

花とかはできるだけ寄って撮りたいじゃないですか。αが身につけた90マクロが火を吹く時がようやく来たわ。

使ったのはこの構成。α7III + SEL90M28G。

 

ちょうど霧雨が降って来たのでちょっとしっとりしてる。やっと雨が…!!

 

とかやってるうちにだいぶ日も傾いて来たので、気づけば少し薄暗い。曇りだし。

ちょっと気を抜くとISOが跳ね上がるんだけど、ISO12800でもまぁまぁまだ見れるレベル。

なんか蜘蛛の巣がちょうどよくボケて幾何学模様を生み出してる…

 

やっと雨らしくなってきたようれしい。これもISO12800。

 

これはISO640。当たり前だけどやっぱり設定はちゃんとしてあげたほうが綺麗に撮れるよなぁ。

 

Foveonが素晴らしいので見て

この春日神社。Foveonセンサー搭載のSIGMA DP2 Merrillも持って行きました。

もうほんとFoveonセンサーの虜になる日も近いから見てほしい。

 

階段を登る途中にいた狛犬がかっこよすぎる。

 

境内脇に吊ってあったひょうたんも。質感や空気感を重視した写真なら、 Foveonの右に出るカメラはないと思う。

 

暗がりに咲く紫陽花。

本当に息を飲むような質感で、圧倒的な存在感を放つSIGMAのFoveonはすごい。これはレンズ交換式も欲しくなるわ…

このアンダー寄りな暗い写真がこの上なく好きなんだけど、先行してTwitterに投稿したら「暗い」というお声を多数いただきました。

悔しいので明るい写真も一枚だけ公開。

この花びらの皺まで描く精彩さに加えて、一枚一枚の厚みまで見えてくる質感。いやぁほんといい。

 

濡れそぼる幹や落ち葉がよい。もっともっと退廃的な写真を撮りたくなるわ。

 

ちょっと無粋な話をすると、春日神社の前半の写真はフルサイズセンサーのミラーレス一眼、α7IIIとSEL90M28G、合わせてだいたい35万円です。対して僕のメリルちゃんは総額4.5万円。レンズも交換できないけど、片手で持てるコンパクトデジカメです。

どちらが好きかは好みが別れるところだけど、カメラって値段じゃないよなって思わせてくれますよね。Foveonはいいぞ。

 

雨とホタル

夜は別の用事があったので時間切れが近づいていたのですが、どうしても押さえておきたかったのがホタル

子供に見せてあげたかったんですよ。でもどこにいるのかはっきりした場所がわからなくて、去年は諦めてたんです。

なのでこの日のうちにどうしても場所を押さえておきたかった。

早めに現地周辺についてフラフラさまよっていたら、後からダンディなおじさまがいらっしゃったので「ここら辺ってホタル見れますか?(見れますよね?)」と訪ねたところ、近所でコテージを営むマスターでした。

お客さんをホタルポイントまで連れて行くところとのことで、快く便乗させていただくことに。みんなやさしい。

あいにくこの日は気温が低すぎてホタルはあまり飛ばなかったのですが地面や葉の上で光るホタルを見ることができました。(翌日子供を連れて行きました!!)

この小さく光ってるのがヘイケボタル。

 

よく見るとチラホラと飛んでるんだけど、ノイズって言われても分からない。

 

偶然動いたゲンジボタルを収めた一枚。

もうなんて言うか雷光みたいになってるんだけどまぁいいか。

 

アマガエルと紫陽花と

最後に本当に帰り際、街灯に照らされる紫陽花が合ったので何枚か撮ってみたり。

ほんのり降る雨のおかげでちょうどよい具合にしっとりした写真を撮ることができました。

 

最後にアマガエルも見かけて

 

「雨の日しか撮れない写真」はとりあえずクリアできたかな、なんて。思ったり、思わなかったり。

ホタルと最後の紫陽花はα7IIIと90マクロでした。

 

フォトウォーク楽しい

エアねーやんぽ、すごく楽しかったです。

フォトウォークとは名ばかりで運転時間6時間、撮影時間1.5時間ほどなのですが、だいたいいつも通りの感じに仕上がったかと思います。

これからもこんな感じで写真を撮って行きたいと思います。

ぜひまた、ねーやんぽの開催をお願いします。どうぞ。

 

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この記事を書いた人

千葉県内で写真を撮りながらブログを運営してます。
スナップ、風景、ポートレート、ブツ撮りなど、ジャンル問わず幅広く撮影中。
レビュー等の執筆依頼、撮影のご依頼も受け付けておりますので、こちらの問合せフォームもしくはTwitterのDMからご連絡をよろしくお願いします。

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