どうもみなさんこんばんは。聖なる三連休、いかがお過ごしでしょうか。
先日、2016年12月22日は寅の日と呼ばれ、新しい財布を下ろすのに最適な日なんだって。
寅の日は毎年違うんだけど、月に2、3回あるんで比較的選びやすい気がしたりしなかったりします。
そんなわけで僕も五年間共に過ごした財布とお別れしまして、財布を新調したんですよ。
上質な革製品を送り出すブランドとして大人気のGANZO。その中でも、僕が今回選んだブライドルレザーを利用した「シンブライドル コンパクト長財布」はかなり生産量が少ないらしいんです。
僕が住んでる千葉県の正規取扱店ではそもそも入荷しておらず、全国に3店舗存在するフラッグシップ店舗のスタッフブログでも「一年ぶりの入荷!」なんて書かれるほど。
なので、公式サイト見て一目惚れしたのに、詳細なレビュー記事はどこにも見当たらない。実物も見る事が出来ないのにネットでも画像が見れないとか何を参考に買ったらいいのか。
そんな訳で、同じ苦しみを味わう人が少しでも減るように、ブロガーとして今僕がやれる事とかそんなのは置いておいてとにかく自慢したい。
なのでゆっくり見ていくといいと思うの。よろしくね。
人生初の長財布は「GANZO シンブライドル コンパクト長財布」に決めた!!
これまでの人生33年間、二つ折り財布を下ろすのに愛用していました。
直近の5年間愛用していた財布は、土屋鞄製造所の「ウルバーノ ジャケットパース」というもの。
バケッタ・ミリングレザーと呼ばれる革を利用していて、シボ加工の効いた、とてもしっとりしたステキな財布です。ミネルバボックスとも呼ばれる牛革。
だったのですが、いい加減くたびれてしまいました。これはこれで嫌いじゃないんだけども。
ちょうどタイミングが良かった事もあり、憧れていたGANZOの長財布を購入したわけです。人生だいたいタイミング。懐かしいわブラビ。
GANZO シンブライドル コンパクト長財布!画像でお届けするよ!!
いつも通り画像多めで見ていきましょう!なかなかお目にかかることのできない商品なのでできる限り実物に近い色合いのものを準備しました!
GANZOは、株式会社AJIOKAという大正6年創業の皮革袋物メーカーが展開するブランド。
なので、公式オンラインショップで注文すると、「AJIOKA D’ARGENT」と印字されたダンボールに梱包されてきます。D’argentはフランス語で、お金という意味みたい。今シラベタ。
箱の中には紙袋が。店頭購入するとこんな感じなんですかね。
オンラインストア専用のシールで封がされてました。
紙袋から出すとようやく化粧箱。ハコ in 袋 in ハコ。遠い。
と思ったらさらに布袋に包まれてる。フクロ in ハコ in フクロ in ハコ。いつも思うけど、こういう布袋って今後使うタイミングないよね。いつ使うんだろ。
化粧箱の中にはカードが。安っぽいものではなく、クレジットカードのようにシッカリしたプラスチック製。
どう見ても写りが悪いのでもう一枚。かっちょえええええ。ロイヤリティ溢れる感じですわ。
裏面には1年間の修理無料保証。ロイヤリティじゃなくてワランティだったわ。購入店舗とか購入年月日とか書いてあります。
ついに本体と対面。
ロウ加工されたブライドルレザーの質感が堪らない。所有欲がグングンと満たされるのを感じる。
よく聞く「コードバン」と「ブライドルレザー」の違いについて
- コードバン:馬の臀部(お尻)から取れる革の事。希少性も高く、上質な革。強度も高く、汚れやキズにも強い。その為、購入時の品質を長く楽しむ事ができる。その分お高い。
- ブライドルレザー:牛の肩から取れる革をロウ加工したもの。ロウ加工を施している為、汗などの水分に強い。ロウは次第に取れてくるので、エイジング(経年)で質の変化を楽しめる。
と言った具合に一長一短。価格が高いからと言って必ずしも良いものという考え方はせず、新品みたいな艶を長く楽しみたいならコードバン。エイジングを楽しみたいならブライドルレザー。そんな感じで良いと思う。
ちなみに僕は近くのGANZO正規取扱店で、コードバンとブライドルレザーを1時間近く舐め回してきました。展示品と在庫を両方見せてもらうとどの革がどんな感じでエイジングされるかなんとなく分かるのでオススメ。結果的に選んだのがこのシンブライドルレザー。シンは「新」じゃなくて「Thin(薄い)」だと思う。聞いてないけど。
ちょっと豆知識を挟んだところで引き続き画像を。このGANZOの刻印の入ったボタンがまた良い感じ。
ボタンは内側にもGANZOの刻印が。細かいところまで行き届いた気配り。好きです。
開いたところ。新品のショルダーヌメ革の鮮やかさがまた興奮を掻き立てる!
よく聞く「ヌメ革」ってナニ?
いわゆる牛革を、タンニンを利用して鞣(なめ)したもの。ほとんど加工しない、革そのものの素材を活かした風合い。
加工が少ないため、日焼けやケアオイル、手の脂の影響を受けやすく、経年に合わせて深い色合いに変化していく革。
新品の時はナチュラルに。エイジングで深みを増していく。長年連れ添う革製品にオススメしたい革のひとつ。
この箔押しがまたもうかっこよすぎて悶絶する。。。
「コンパクト長財布」の名に恥じぬコンパクトさ。引き換えにカード入れは4枚分しかありません。でもこのカード入れの向きがまた新鮮で個性的。
ステッチもブレなく綺麗。まさに上質である。
金色のファスナーも本体カラーに絶妙にマッチ。イヤらしくない高級感には好感しかない。
ちなみに、開いた状態でブライドルレザーとショルダーヌメが両方見れるのは「シンブライドル コンパクト長財布」だけ。他の長財布は内側はヌメ革になってます。
ブライドルレザーとヌメ革の組み合わせが最高にカッコイイのになぜか他の財布では採用されてないデザインなんですよね。今回僕がこの財布を選んだ理由のひとつでもある。
札入れの部分は結構マチも大きくて、良好な視界を保つ程度には開く印象。
今はまだ革が硬いけど、底面にもちゃんとマチが付いてるのでいっぱい入る。なので誰かお札ください。
他にもポケットは幾つか付いてます。まずは札入れの下にポケットがひとつ。
小銭入れの上にさらにポケットがひとつ。
そのまた上に、浅めのポケットがひとつ。
そんな感じで、計3つのポケットが付いてます。デザインの為に機能性を損なう事はしない。素晴らしい姿勢。
「シンブライドル コンパクト長財布」長く使いたい素晴らしい長財布!
というわけで画像大量にお届けしました。なかなかレビュー記事の少ない財布なので、検討している皆さんの参考になれば幸いです。
今はすでに在庫切れになっていますが、再入荷お知らせメールの登録ができますので、気になる方はぜひGANZOの公式サイトから!!
これから半年、一年とエイジングも進みますので、またその時は紹介したいと思いますよ!!お楽しみに!!!
余談だけど、最後までここの財布と悩んだ。上質かつ価格帯は少し安くなるので、興味のある方はぜひ!
参考 イタリア伝統の渋革×日本の熟練職人が生み出す上質な革製品≪AYAME ANTICO≫
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