こんにちは。しむ(@46sym)です。
先日購入したFUJIFILMのX-H1。早速ゴールデンウィークに持ち出して使ってますが、ファインダーは広いしシャッターフィーリングも気持ち良いし、X-Pro2との2台持ちでがっつり至福のひと時を堪能してます。
ただ1つ納得できないのは、多くの人が触れているバッテリー持ち。
手ぶれ補正や高性能ファインダーなどの新しい機能を搭載したにもかかわらずバッテリーは従来のタイプと兼用。予備バッテリーを使い回しできるのは本当にありがたい限りなのですが、やっぱり連続撮影枚数がかなり厳しいんですよね。
というかそうなるのはもう分かっていたので、念のため事前に縦グリも購入していました。VPB-XH1。
他社だと縦位置バッテリーグリップとか呼ばれるやつ。FUJIFILMの場合、正式名称は縦位置パワーブースターグリップと言うらしいです。
何せ今買えば専用バッテリーがひとつもらえるから…!!!
FUJIFILMの純正バッテリーはひとつ7,000円くらいするし、実質7,000円オフなら今のうちなんじゃね?という止まらない欲望が加速したのでごめんなさい。
と言うわけで、みんな気になる実際に装着した画像と共に、簡単ですがレビューしておこうと思います。
X-H1ならみんな気になるバッテリー問題を解決するこのアイテム。参考までにどうぞ。
FUJIFILM X-H1用縦グリ VPB-XH1 レビュー!
とりあえず開封写真からゆっくり行きましょう。ひらべったいハコ。
あけたらこんな感じ。あれ?なんかパーツ多い?
なんかケーブル付いて来ました。縦グリにケーブル繋ぐとそのまま充電できるらしいです。今知った。
コロンとしててかわいくない?
縦位置に向けた時にグリップになる様にモコっとしてます。シャッターボタン、クイックメニューボタン、露出補正ボタンとフロントダイヤルつき。
AEロック、AF-ON、リアダイヤルとスティックまで。ノーマルモードとブーストモードの切り替えボタンもついてますね。
どうやって縦グリをX-H1につけるのかと言うと
底面右側のラバーキャップを外すと、なんかゴチャゴチャした端子が出てくるんですよ。
で、VPB-XH1の天面右側にある凸部分のキャップを外すと
こちらも端子が出てくるわけです。
あとはグリグリしてくっつけるだけ。
縦グリなしのX-H1。かっこいい。
縦位置グリップ!装着!!
でっけぇ
でかいわこれ。でかい以外の感想なかったもの。なんか薄いのにでかい。でかい。
縦向きにするとこんな感じ。XF35mmF2がおもちゃみたいだぜ…
ただ、こんな感じで深いグリップがつくので、尋常じゃなく縦写真の撮影が楽。どんどん縦写真撮りたくなる。
こんな感じでグリップなしの横持ちと同等のボタンが揃ってる。
ブーストスイッチ部分もピタッとハマる。気持ちいい。
ちなみにバッテリーグリップはそれだけでは意味がないので、別途バッテリーを入れる必要があります。
底面のOPENってところをねじって開くと
スポンって中身が取れます。
このマガジンみたいなところに、バッテリーを2つつけて差し込むわけです。
ボディにつけたバッテリーと合わせて、合計3つのバッテリーを装着できる様になる仕組みってことですね。
いつまでも単焦点レンズではイメージが湧かないと思うので、とりあえず大きめのレンズをつけてみました。
XF16-55mmF2.8 R LM WR と縦位置グリップVPB-XH1のサイズ感
僕の最高の相棒、XF16-55mmF2.8 R LM WR。縦位置グリップ装着のX-H1と合わせるとこんな感じ。
地面に奥にはフロントが倒れてしまうので、ちょっと気をつけないと怖いかも。
持っている感じは安定性もあって非常に良い感じです。
重いは重いんだけど、フルサイズ一眼と比べたら全然マシなので、これでバッテリー3倍ならぜんぜんOK。
XF50-140mmF2.8 R LM OIS WRと縦位置グリップVPB-XH1のサイズ感
いつのまにか生えてきた望遠大三元ズーム。これとX-H1と縦位置グリップを合わせてみるとこんな感じ。
ちゃんと三脚座で自立してくれるし、非常にバランスが良い。
もちろん望遠レンズなのである程度の重さは覚悟が必要なんだけど、バランスの良さも手伝って、それほど苦にはならないと思う。
と言いたいところなんだけど、重さに関しては個人差があるので、あくまで僕の場合は気にならないってレベルです。
気になる人もたくさんいると思う。
FUJIFILM X-H1用縦グリップ VPB-XH1 はバッテリー増加だけじゃない
この縦位置バッテリーグリップ、VPB-XH1。ただバッテリー持続時間が伸びるだけじゃないんですよ。
X-H1に合わせて
- 防塵
- 防滴
- 耐低温-10℃
の基本性能を備えてます。
さらにノーマルモードであれば約900枚の撮影ができる、と。900枚撮れるのであれば一眼レフと比べても遜色ないレベルです。
と、ここまでなら予備バッテリーを持ち歩けばそれで済むのですが、このグリップをつける事でぐっと性能が上がるのがブーストモード。
合計3つのバッテリーが同時に作用して、連写性能、ブラックアウト時間の短縮以外にも、4K動画の記録時間を延長(最大30分)などなど、目覚ましい進化を遂げるわけ。すごい。
ブーストモードで快適に撮影したいなら買い
上でも書いた通り、ただバッテリー不足を感じるだけなら、予備バッテリーをいくつか持っておけばそれでも事足りてしまう。
なので、この縦位置パワーブースターグリップが必要になるのは
- 4K動画を撮りたい
- ブーストモードで連写したい
- 不意のバッテリー切れを防ぎたい
- 安定して縦向きの写真を撮りたい
と言う人たちのアクセサリー。しかも大きく重くなることを差し引いても、上のいずれかを実現したい人向けのアクセサリー。
特に手ぶれ補正を搭載していたり、動画向けのフィルムシミュレーション「ETERNA(エテルナ)」を(現時点では)唯一使えるX-H1は動画が最大限に活かせるカメラ。
4K動画の撮影を中心にしている人であれば、必ず買ったほうが良いと思う。
せっかくコンパクトなミラーレスなので、こういったアクセサリーは大いに好みが別れると思います。
僕は縦構図に力を入れて行きたいので積極的に使っていこうかなと思いますが、購入を検討している方は本当に必要なのか、一度自分の用途を見直してみるとよいですよ!!
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