こんにちは。しむ(@46sym)です
本日2020年12月11日、Nikonから新しいフルサイズミラーレス「Z 7Ⅱ」が発売されました。激しく欲しい。
もうほんと今までどれだけカメラ買ったのって感じなんですけど、これはほしい。
胸が張り裂けるほど募る想いを、ここでぶつけて発散しようと思います。
※ 記事内の画像は全てNikon Z 7Ⅱ特設サイト、Nikon 公式サイトよりお借りしました
Nikon Z 7Ⅱってなによ
たぶんこの記事を読んでる人でZ 7Ⅱがどんなカメラか分からない人はいないと思うんだけど念の為。
一言で伝えるなら「Nikonの新しく出るフルサイズミラーレスの高画素機のほう」です。
ニコンのZマウントミラーレスのラインナップは現時点で
- Z 6:最初に出たニコンフルサイズミラーレス
- Z 7:最初に出たニコンフルサイズミラーレスの画素が多い方
- Z 5:エントリーモデルのニコンフルサイズミラーレス
- Z 50:普通の人でも買いやすい、ニコンAPS-Cミラーレス
- Z 6Ⅱ:Z 6が新しくて強くなったやつ
- Z 7Ⅱ:Z 7が新しくて強くなったやつ
です。
新しくて強いニコンフルサイズミラーレスの画素が多い方。これがZ 7Ⅱ。ねえ、ほしいよねぇ。ねぇ。
Nikon Z 7Ⅱがほしい理由
ちょうど偶然、世界のすべてを描ききりたいと思ってたところなんですよ。
世界のすべてを描ききる為にも、なんで欲しいのかもうちょっと整理しておくべきだなと思いまして。ここからダラダラと欲しい理由を書き連ねて行こうと思います。
Nikon Z 7が凄まじくよかった(ほんとよかった)
まず大前提としてこれ。本当にNikon Z 7は素晴らしかった。
僕の事をあんまり知らない人のためにもここで書いておくと、過去にZ 7は2回ほど購入してます。んで、もっと言うとZ 6も買ってました。
え????ってなると思うんですけど、そんな感じです。
で、そんな僕が言うのもなんなんですが、Z 7は冗談抜きでよかった。
いやそんな事言っても他のカメラはもっといいかもしれないじゃんとか思うかもしれないんですけど、多分他の人よりたくさんのカメラを触ってきてるんですよね。SONYならα6300/α6500/α7Ⅲ/α7SⅡ/α7RⅡ/α7RⅢ/α7RⅣと使ってきました。FUJIFILMならX-Pro2/X-T2/X-T4/X-H1/GFX50Sと使ってきました。
は?????????って思いますよね。僕もそう思います。
何が言いたいかって言うと、満足いかなくてはカメラを売って、買い替えて、買い戻して、売って、と繰り返してきた僕の怒涛のカメラライフの中でNikonのZ 7は最高のカメラだったわけです。
画質という一点だけを考えるとGFX50Sがやっぱり素晴らしかったんだけど、写真に乗る色と、サイズと、撮影体験と、誰もが感嘆するファインダーの素晴らしさと、総合バランスで見るとZ7は本当に良いカメラでした。何度買い戻しそうになったか分からないほどに素晴らしいカメラ。
本当にいいカメラなので、Z 7で撮影した写真もぜひ参考にしてほしい
https://kotoba-box.com/nikon-z7-photoreview https://kotoba-box.com/nikkor-z-2470-f4-reviewセンサーが変わらない
はいこれ最高。
センサーが初代のZ 7から変わらない→なんだマイナーチェンジってことか→じゃあ次のモデルまで待つか
ってパターンになってる気がするんですけど、これはほんと大間違いなんですよ。ちょっと落ち着いて聞いてほしい。
まずですね、そもそもZ 7のセンサーが最高だったわけです。タワージャズ製なの?どうなの?みたいな感じの人もいるみたいですが、実際使って全然不満ないですから。
十分に精細なセンサーで、色も良くて(これすごく重要)、高感度耐性だって十分です。これ以上何を求めるんですか。
なんていうかこう、AF性能とか、連写精度とか、詰まるところ処理エンジン周りは新しくなればなるほど基本的に性能がアップするわけです。これは新しくて悪いことはまずないわけで。
じゃあセンサーもそうかっていうとそんな事ないんですよね。新しければ最高って言う事もなくて、好みってあるじゃないですか。(基本的には新しいのは良い事だと思うけども)
個人的ベストセンサーを搭載しているZ 7と同じセンサーを搭載してる、それだけで安心して信頼できる訳ですよ。新しいセンサーなんて別にいらないじゃないですか。
デュアルEXPEED 6
これも素晴らしい進化。
上で「基本的に新しいのは良い事」の例として挙げた画像処理エンジンはアップデートされました。「EXPEED 6」から「デュアルEXPEED 6」へ。デュアルコアですよ。
EXPEED 7になりました!って言われてもどれくらいすごいか分からないですけど、デュアルなんですからね。今のエンジンが2つあるわけじゃないですか。たぶんPentium Dくらいの衝撃はあるでしょう。
実際のところ単純に処理性能が2倍になるわけじゃないですけど、まぁいい感じに操作レスポンスとか連写性能とか上がるじゃないですか、じんわりと。
今までと変わらないセンサーで、それでいて性能がアップ。素晴らしい事です。
記憶媒体のデュアルスロット化
「なぜこれを最初からやらなかったのか」という話題だけでZユーザーは一晩飲み明かせるほどの至上命題だったシングルスロット問題がついに解決。
XQD、じゃなかった今はCFExpress Type-Bとか言うなんとも呼びにくい規格になりましたが、あのお高いカードと、SDカードスロットのデュアルスロットに変更。待ちわびたよZさん…本当に…
バックアップスロットが必須のプロやハイアマチュアユーザーはもちろん、CFExpressは高くてなかなか手が出ないなぁなんて人も、手持ちのSDカードを使ってZシリーズを運用する事ができるんですよ。どう考えてもこのデュアルスロットは必須要件でしょう。
当たり前のことを当たり前の様にやってくれる。これ大切だからね。今まで何やってたのほんと。
チルト時のアイセンサーOFF
これはかなりポイントの高いアップデート。
背面液晶をチルトさせて撮影する時ってローアングルで撮影するわけじゃないですか。んで、腰のあたりでカメラを構えるとアイセンサーが体を検知して背面液晶がオフになる(ファインダー内に映像が映る)状態になってイラッとさせられる、どのミラーレスでもストレスポイントとして挙げられていた問題がある訳です。
αでは7IIIの頃でしたっけ?くらいには「画面をチルトしたらアイセンサーは検知しない様にする」みたいなアップデートがあって、それはもう快適な撮影ができる様になっていたんですよ。
いろんなメーカーで同じ問題があって、それぞれのメーカーが順次アップデートしていったこの「画面チルトしたらアイセンサーはOFFにする」という、地味なのにすごくユーザーフレンドリーなアップデートもZ6 II/Z7 IIでついに対応。
この機能があるカメラとないカメラでは心の平穏が雲泥の差ですからね。いやこれはほんとに。
USB給電にも対応
僕はあんまり重要視してなかったんですけど、USB給電に対応。
USB充電ではなくて給電。つまりUSBから電力供給しつつ写真が撮れるってこと。もっとわかりやすく言うと「USBで充電しながら撮影できるよ!」ってこと(厳密にはモバイルバッテリーなどの外部電力で稼働するイメージなので違いそうだけど)
なんていうか、撮影中に電池が切れにくくなる訳です。
タイムラプス撮影とか、星空インターバル撮影とか、長時間放置で撮影とかする時に重宝するんですよね。やったことないけど。
マクロプラナーが付く(FTZで)
みんな大好きマクロプラナー。僕が持ってるのはNikon Fマウント用。
つまり純正のFTZアダプターを使えばマクロプラナーだってフルサイズで使える。
それだけでもう十分でしょう?
https://kotoba-box.com/my-best-makro-planar https://kotoba-box.com/carlzeiss-makroplanar-50mmf2-zf2-review https://kotoba-box.com/carl-zeiss-makro-planar-100mm-f2-reviewNikon Z 7Ⅱがほしい
こんな記事書くと「記事末に買いました報告がないじゃないか」みたいなお言葉が多数(ほんと多数)届くんだけど、だって欲しいんだもんよ。
みんなで「いやーZ 7Ⅱいいカメラだよねーほしいよねーあれはいいカメラだよねー」って話をしたかった訳ですよ。今じゃ気軽に飲みに行くこともできないし、いいじゃんかブログに買いたって。
という溢れんばかりの気持ちでこんな記事を書いた訳です。
ちなみに今この文章を書いてるのが2020/12/10 23:24です(画像とか全部埋め終わった今23:56になりました)。たぶん発売日の2020/12/11 0時回ったくらいで公開されるのでこのタイミングで手元にあるのは業者くらいじゃないですかね。
と言うわけでもちろん(まだ)買ってないんですけど、「今まで買ったカメラの中でも最高に気に入っていたZ 7」が不満のある部分は全て解消して、気に入っていた部分は全てそのままで、さらに性能向上して発売したわけです。そんなの誰だって欲しくなるに決まってるじゃないですか。
ね。Z 7Ⅱほしいでしょう?